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いつから始めればいい?知っておきたい「終活」の準備の時期と方法

2018.12.28

終活ノートとは?

先ほども触れたように、終活でやるべきことの1つとしてエンディングノート(終活ノート)への記載がある。

エンディングノートには、正式な規格は存在せず、実際に記載する情報量も人によって異なっているが、ノートを書く目的は、主に「自分の死後、家族にかかる負担を減らすこと」である。

[遺言書との違い]

エンディングノートには、プロフィールや自分史、現在の健康状態、葬儀・お墓についての希望、その他気がかりなことなどを記載するのが一般的である。一方、遺言書に記載する内容は財産の処分方法や子どもの認知といった法的効力があるものに限られてくる。遺言書の法的効力は、本人の死後に初めて効果を発揮するため、エンディングノートのように生前の情報を記載することはあまりない。

[無料の終活ノートはあるの?]

書店やネット通販などで販売されているエンディングノート(終活ノート)は千円程度の価格のものが多いが、先ほども触れたように正式な規格は存在しない。百均などの購入したノートでも問題ないし、無料でPDF形式のエンディングノートをダウンロードできるサイトも存在する。

[スマートフォン用のアプリも]

いまではスマートフォン用のアプリも存在している。エンディングノートアプリを使えば、文章のみならず「写真」、「動画」など文字では表現できない思いを形に残すことが可能である。

終活アドバイザーとは?

終活という言葉が世間に浸透するにあたり、いまでは「終活アドバイザー」という専門家も存在している。

終活アドバイザーは資格を取得している専門家であり、葬儀やお墓、遺産相続、保有資産の管理、医療、介護、老後の生活費まで幅広い分野で、終活を行う人に的確なアドバイスを送ることが主な役割である。

[終活アドバイザー協会]

終活アドバイザーの資格は「ユーキャン」の終活アドバイザー講座を受講すれば取得することができ、終活アドバイザー協会の会員になることもできる。

[終活カウンセラー]

似たような専門家として、「終活カウンセラー」という専門家も存在する。こちらも終活カウンセラー協会に認定資格を有している専門家である。

[終活ライフケアプランナー]

また、日本能力開発推進協会は「終活ライフケアプランナー」という検定試験も実施している。

[さまざまな資格が存在]

上記で説明したように、「終活」という言葉が一般的になってきたことで、現在では終活に関する様々な資格や検定試験が行われている。興味がある人は受講してみるのも良いだろう。

これまで説明してきたように、終活は残される家族のためだけではなく、残りの人生をより良く過ごすための活動でもある。皆さんもこれを機に終活を始めてみてはいかがだろうか?

文/praia

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