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場所は超極秘!東海道・山陽新幹線第2総合指令所で行われた列車制御訓練に密着

2019.01.02

さて東京で大規模災害が発生したと想定し、その切り替え訓練が実施された。東京の指令所から第2指令所への切り替えはスムーズに行なわれた。大きな問題もなく、メインとなる東京の指令所と機能に差がないことがわかった。しかし、今回はあくまでも訓練ゆえ、あらかじめ指令員が配置されているが、緊急時はどうやって指令員を手配するのだろうか? まさか東京から移動してくるわけにもいかないし……ということでJR東海小村輸送指令長に再び尋ねてみると、「常駐の指令員という形ではなく、普段は駅などの別の勤務に当たる指令経験者である兼務指令員が関西地区に在籍しており、緊急時は第2指令所に駆けつけるようになっています」と教えてくれた。JR西日本側の指令員についても同様の対応となっている。一方、JR九州は必要時に九州から駆けつける体制になっている。

指令室の中央には指令長の席がある。

新大阪駅を境にJR東海とJR西日本が切り替わり、表示盤のタイプも切り替わる。

続いて、指令員たちの具体的な業務内容について紹介しよう。指令員はいくつかの担当に分かれており、最前列に座るのは、列車の運行を管理・指令する「輸送(列車)指令」のほか、乗客の乗り継ぎ、急病人発生時の臨時停車などを管理する「輸送(旅客)指令」、列車の保守管理、新造から廃車までを管理する「運用指令」、電力の全てを司る「電力指令」、気象情報や建造物を管理する「施設指令」、信号などを管理する「信号通信指令」の7つの業務に分けられる。各々が連携して、安全な定時運行を支えているのだ。

「電力指令」には車両のヒューズなどの取り扱いの問い合わせなども来る。

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