格付機関のリンク集
・S&P
・https://www.r-i.co.jp/index.html
格付の例(日本格付研究所の場合)
AAAからDまでの10段階評価になっている。AAからBまではさらにプラスとマイナスが付与されて、相対的に評価されるので、実際は20段階の評価となる。ちなみに金融の世界では、BBB(トリプルビー)は、トリビーなどと呼ばれ、この格付計上であれば一定の信用力がある風な見方をすることが多い。
引用元:日本格付研究所の「信用格付の種類と記号の定義」
価格が額面の100%とならない場合の債券の例
引用元:SBI証券
「利払日」が無しとなっていることに注目して欲しい。利息が貰えないから買う意味がないのでは?と思うのは素人だ。単価が「97.08%」となっていてるので、額面が1,000ドルだったとすれば、970.8ドルで購入できる。償還するときに返ってくるのは1,000ドルなので、差額の29.2ドルが儲けになる計算だ。利息が貰えない代わりに安く購入できるので、このような債券「割引債」や「ゼロクーポン債」と言ったりする。
株や投資信託と同じように債券にもリスクが存在する。ここでは債券投資の触りの部分だけに注目して紹介したので、リスクについては触れられなかった。発行体が破たんするリスクなど様々なリスクがあるので、投資を検討するときにはこのようなリスクをきちんと確認しよう。
文/ぺったん総研