何か食べておくなら何がいい?
ランチや夕食などちゃんとした食事の時間まで、何か口にしておくなら何がおすすめだろうか。
●ナッツ類
「ナッツには、オメガ3やオメガ9など、健康、美容にも良い脂肪酸が含まれます。また、脂質が多いことから、手軽にエネルギーが補えるのも良いところです。おすすめはくるみやアーモンドです」
●ギリシャヨーグルト
「ギリシャヨーグルトの良いところは、たんぱく質が補えるという点です。食事がとれないときは1日のたんぱく質摂取量が不足しがちになります。たんぱく質が不足すると、ホルモンや体、脳の機能が低下して、仕事のパフォーマンスにも影響が出てくるので、間食で取り入れるのがおすすめです。特に“グリークヨーグルト”のプレーンはたんぱく質が10g摂れるので優秀です」
脳のエネルギー源ココナッツオイルで乗り切る
高杉さん自身は、この中でも、よくココナッツオイルを活用しているという。
「脳の60%は油でできていることから、空腹時の脳のエネルギー源として、中鎖脂肪酸であるココナッツオイルの摂取を心がけています。お腹が満たされるだけでなく、仕事の効率をアップしてくれたり、脂肪の燃焼を助けてくれたりします。今は、小分けになっているものも売られていますので、コーヒーなどの温かい飲み物に手軽に入れられて、便利です」
空腹を感じたら、ぜひこれらの対策を実施して、仕事のパフォーマンスを下げないようにしよう。
【取材協力】
高杉保美さん
管理栄養士/ヘルスビューティーアドバイザー
業界最大手プライベートジムにて、2000人以上の栄養カウンセリングを実施。重力にまけないカラダ、下がらないカラダづくりを食事面から徹底的にサポート。自身も管理栄養士の資格取得後に15kgのダイエットに成功。現在は、ダイエットやアンチエイジング、脳活性などの分野でセミナー講師、個別指導をメインに活動中。
オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/homi1112/
取材・文/石原亜香利