小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【意外と知らないバイクのこと】アウト・イン・アウトで走ると速い理由

2018.12.22

A:サーキット走行の基本テクニックです

「アウト・イン・アウト」とは「支出、収入、支出」のこと。つまりお金というのはとかく出て行く方が多く、入ってくるのは少ないという厳しい経済情勢を指す……わけではなく、バイクやクルマでコーナリングする際のライン取りの基本。アウト側からコーナーに進入し、コーナーの頂点付近でインに付き、アウト側からコーナーを抜けるという走行ラインです。

さて、いきなり堅苦しいことを言うようですが、「アウト・イン・アウト」とはご質問の通り「速く走るためのライン取り」の基本です。「速く走る」は公道走行にはそぐわない目的なので、くれぐれもご留意ください。公道でのライン取りはキープレフトが大原則。左側通行を維持できないようならオーバースピードだと考えた方がよいかと思います。

……そうは言っても、バイクはクルマに比べてかなりスリムなので、車線内でのラインの自由度が高いのも確か。「原則を重視した範囲内で」という但し書きのもと、公道でのライン取りについても後述します。

というわけで、まずはサーキットまたはクローズドコースに話を限定してノビノビとアウト・イン・アウトについて解説します。アウト・イン・アウトのメリットは、コーナーを直線的に走り抜けることができ、結果的にコーナリングスピードを高められる、というものです。コーナーの曲率のままに旋回するよりも直線的に走れるので、バイクの場合はバンク角が浅くて済み、いち早くスロットルを開けられるという利点もあります。

ですが、これは単独のコーナーに限った話です。その手前がストレートなのかコーナーなのか、また、その後がストレートなのかコーナーなのかによって、ライン取りは変わってきます。例えば、S字のように逆側に切り返すコーナーが連続する場合、最初のコーナーをアウト・インとライン取りをすると、次のコーナーの出口がキツくなる、つまりなかなかスロットルを開けられない場合があります。むしろ、多くのサーキットはコーナー出口で詰みがちな意地悪なコースレイアウトになっているので、注意が必要です。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。