『スコーン』専用指サックと『スコーン型』抱き枕も登場予定
また同社は、若者のスナック菓子離れを解決するためのソリューションも2つ提案した。
1つ目の提案は、最新鋭デバイスである『スコーン』専用指サックの開発。同社の調べによれば、スナック菓子を食べる場面でトップの「テレビを見ながら」(50%)の次にきたのが「スマホ・タブレットを使いながら」(34%)。しかしその一方で、スナック菓子を食べる時の不満点のトップは「手が汚れること」(64.1%)であることもわかった。
以上の調査結果から、スナック菓子でスマホを汚さない『スコーン』専用指サックをつくることにした。当日は現物が拝見できなかったので何とも言えないが、すでに販売されているポテトチップス用トングよりは使いやすく実用的な印象がある。プレゼントキャンペーンの賞品として配布することを検討中だという。
2つ目の提案は、『スコーン』型抱き枕の開発。「なぜ抱き枕?」と疑問に思う人続出かもしれないが、同社によれば、その理由は、健全な若者を育むためには「睡眠」が重要なキーワードになるため。若者に寄り添い睡眠をサポートするグッズとして、等身大の超特大スコーン抱き枕を開発することにした。健康でなければ美味しく食べられない、というわけだ。
「もうスコーンから離れられない」と思えるようなデザインを検討中とのこと。現時点ではまだ完成していないため、専用指サック同様、現物は披露されなかったが、これもプレゼントすることを検討しているところだという。
2019年2月の発売と同時に、畳み掛けるように10代に向けて『スコーン』の定着と浸透を図ろうとする湖池屋。ユーモアを武器に危機感から反転攻勢に出ようとする試みには目が離せないものがある。あと、『スコーン』専用指サックと『スコーン』型抱き枕はやはり気になるので、完成したらぜひお披露目をお願いしたい。
「私立スコーン学園」https://sucorn.academy/
文/大沢裕司