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好きなおつまみランキング、枝豆、唐揚げを抑えて1位になったのは?

2018.12.19

忘年会シーズンの年末は外食の機会が増えるもの。普段は自炊でカロリー・糖質をコントロールしている人でも「年末くらいいいか……」と羽目を外して暴飲暴食してしまうがちだ。

そこで今回、「ケール青汁」などを提供しているキューサイが年末年始に気になる「食事」に関するアンケート調査を実施し、その結果が発表されたので、早速、紹介していきたい。

年末年始に外食または中食が増える 62.0%

イベントが多い年末年始。普段は外食をしないという方も忘年会や新年会など、外で食事を楽しむ機会も増えるのではないだろうか。そこで、年末年始に外食または中食が増えるかどうか尋ねた調査では、「増える」と回答した方が62.0%。
最も多かったのは 40代女性で71.8%、次いで 30代女性が68.9%、30代男性が67.%となった。

好きな“おつまみ”ランキング 第1位「刺身」、第2位「からあげ」、第3位「枝豆」

お酒を飲みながら、つい手が伸びるおつまみ。年末年始は飲み会・宴会も多いシーズンだ。そこで好きなおつまみは何か質問が行われたところ、第1位:刺身、第2位:からあげ、第3位:枝豆となった。
30代~40代の1位はからあげだが、どの世代にも共通してランクインしている刺身は、お酒の席には欠かせない一品といえるだろう。

刺身は揚げ物などに比べるとカロリーは低いが、口にする時には醤油をつけるもの。醤油をたっぷりつけたとすると、刺身5切れ分で約1gの塩分量ともいわれている。

例えば、まぐろの赤身の刺身の場合は5切れで0.1gの食塩が含まれているため、醤油をたっぷりつけると約 1.1gの塩分をとることになる。30代~50代に人気のからあげは1食分の塩分量が約1.3g。枝豆100gを茹で、塩をひとつまみかけた場合は最低でも約1gの塩分をとることになる。

さらに、塩茹でした場合はそれ以上の塩分をとることになる。結果として、好きなおつまみの上位3つを食べたとすると、塩分量は約3.4gだ。冒頭でお伝えした通り、1日の塩分摂取推奨量は、男性が8.0g、女性が7.0gだが、男女ともに1食で半分近くの塩分をとってしまうことになる。世界基準の摂取目標量5g以下と比べると、1食で半分以上の塩分量をとってしまうため注意が必要だ。

また、お酒を飲むとついつい濃い味のものを口にしてしまい、知らずしらずのうちに塩分摂取量が過剰になっていることも。想像よりも塩分を多く含むメニューは多数あり、「気づかないうちに塩分をとりすぎていた!」ということにならないよう心掛けたいところだ。

日常的に塩分をとりすぎていると感じている人は 54.9%

「塩分をとりすぎていると感じる」と回答した人は54.9%という結果になった。特に30代男性と30代女性は同率で65.0%と最も多く、他の世代に比べて塩分をとりすぎていると感じていることが明らかに。ライフスタイルの変化や、女性の社会進出などによって食生活も変化しており、塩分量を自分ではコントロールできない場面が増えていることが、このような結果の要因なのかもしれない。

また、反対に塩分をとりすぎていると最も感じていないのは、60代女性で33.0%だった。60代女性は外食または中食をする頻度も全世代のうちで最も低いことがわかっており(項目Ⅰ)、年齢と共に健康意識が高まり、普段から塩分量に気をつけていると考えられる。

30代~50代男性 約3人に1人がシメにラーメンを食べる

お酒を飲む方に、シメにラーメンを食べるかどうか聞いた調査では、30代~50代男性のうち約3人に1人は 「シメにラーメンを食べる」と回答。塩分をとりすぎていると自覚しながらも、シメのラーメンはつい食べてしまう人も多いようだ。

また、「塩気を感じるメニュー(食品)でやめられないものはありますか?」との質問にも「ラーメン」の回答は多く寄せられ、理由としては「スープが美味しいから」(31歳男性)/ 「つけ麺など、濃いつけ汁に付けて食べるのが刺激的で美味しい 」 (38歳男性)など、スープがおいしい、スープまで飲んでしまうという回答が寄せられた。分かってはいるけれども、美味しい物は我慢したくない、やめられないといった気持ちがうかがえる。

特にこれからの季節は寒さも増してきて、シメのラーメンが格別おいしい季節になる。しかし、ラーメンの塩分量は約3.6g。塩分量約3.6gは、男性1日の推奨量 8gの半分近くだ。食事+シメのラーメンを考えると、塩分をとりすぎてしまう可能性が高いため、注意したほうが良いだろう。

塩分をとりすぎた時のリスク認知 “高血圧”は9割以上

塩分をとりすぎた時のリスクとして知っているものを聞いた調査では、高血圧(91.5%)、脳卒中(63.2%)、むくみ(47.2%)という結果に。塩分のとりすぎによるリスクとして“むくみ“と回答した人の割合は男性が27.9%に対し、女性は 66.5%と2倍以上の差が開いた。

むくみは美容面での注目度も高いため、男女の意識の差が明確に出ている。但し、女性の罹患率が高いとされている骨粗しょう症に対しては男女共に 5%未満となっている。

塩分のとりすぎは、高血圧の他にも、“がん”や“骨粗しょう症”の原因にもなることが分かっており、年齢を問わず、早めの塩分対策が大切だ。

塩分は流すことができることを知っている人はわずか22.9%

塩分が気になる時、塩を体から流すことができると知っていると回答した人は22.9%となった。知っていると回答した人の中で、最も多く挙げられた方法は「カリウムをとる」(43.9%)、次に、「汗をかく(運動、入浴)」(31.2%)という結果に。

また、「流すことは知っているが、詳しい方法はわからない」という回答も。塩を流すことで知られているカリウムだが、腎臓の機能が低下している人がカリウムを過剰摂取すると腎臓に負担をかけてしまうことがある。カリウム以外では、「アルギン酸塩」をとることでも塩を流せる。

塩分はセルフコントロールが大切。「アルギン酸塩」で塩を流すという選択を‐熊本大学大学院生命科学研究部 藤原章雄先生

塩分の調整方法は、一般的には「減塩」がメジャーですが、摂取した塩分を“流す”といった方法もあります。主に「カリウム」と「アルギン酸塩」の摂取により、塩分を体外に排出することができますが、腎臓の機能が低下している人がカリウムを過剰摂取すると腎臓に負担をかけてしまうことがあります。

「アルギン酸」は、海藻のねばねば成分であり、特に「ジャイアントケルプ」という巨大な海藻に多く含まれております。ジャイアントケルプ由来のものは塩(ナトリウム)と結びつきやすいのが特徴です。ジャイアントケルプは食材として流通していないため、効率的に摂取するためにはサプリメントなどの活用も有効ですね。

<藤原章雄(ふじわらゆきお)先生プロフィール>

熊本大学大学院生命科学研究部細胞病理学分野 講師。熊本大学大学院を卒業後、ピッツバーグ大学(アメリカペンシルバニア州)短期留学などを経て、2015 年1月より熊本大学大学院生命科学研究部細胞病理学分野 講師に。薬剤師、薬学博士の資格保有。専門は生化学、天然物化学、病理学。

注目の有効成分 アルギン酸塩

世界一大きいジャイアントケルプなどの海藻から抽出される天然由来の食物繊維。塩分と結びつきやすい特徴があり、食事と一緒に摂取することで、食事の塩分を吸着して、便として排出される。

アルギン酸塩の塩分吸着メカニズム

≪調査概要≫
・調査対象:首都圏(1都6県)にお住まいの 30代~60代男女
・サンプル数:824名
・実施期間:2018年11月7日~11月9日
・調査方法:インターネットリサーチ

出典元:キューサイ株式会社

構成/こじへい

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