インフルエンザにもお茶を!!
寒くて乾燥する季節。特に怖いのが「インフルエンザ」ではないでしょうか。仕事場や電車の中など近くにあやしい咳をしている人がいたりすると…「うつったらどうしよう」なんてヒヤヒヤすることもありますよね(笑)
そんな時こそ、お茶を飲む。
それだけでかなり効果絶大なんです。
お茶はインフルエンザ菌にもうれしい働きをしてくれます。これは昨今、ニュースなどでも多く取り上げられている為、ご存じの方も多いかと思いかもしれません。
お茶の苦み・渋みをつくりだしている「カテキン類」は強い殺菌効果をもっているのですが、様々な菌に働いてくれますし、インフルエンザウイルスの働きも弱めてくれます。
意外にも緑茶にはビタミンCもかなりたっぷり
更にそれだけでなく、お茶にはビタミンCもたっぷり!野菜などのビタミンCは熱を加えると少なくなってしまうとも言われているのですが、お茶の場合は、熱々の状態でもビタミンCが壊れにくいんです。
しかもその量はホウレンソウの3倍近くとも言われています。緑茶2杯でレモン1個分のビタミンCが摂れる計算になるのだとか…。凄くないですか…?
カテキンもビタミンCも風邪予防に欠かせない成分。ダブルで入っているお茶はただ飲んでいるだけで、風邪知らずと言える飲み物なのも、うなづけます。
ちなみにペットボトルの緑茶の「ビタミンC」の表記はまた違う役割のものなので…こういったお茶の成分をしっかり身体に取り入れたいな~という時には、ちょっと面倒でも急須でお茶を淹れて飲むことをおすすめします。
お茶は「日本のハーブ」とも言える植物。当たり前になりすぎて、ありがたさを忘れてしまいがちかもしれませんが、一日一杯の緑茶を欠かさず飲んで、ちゃっかりしっかり、風邪予防しちゃいましょう!
【今日の一杯】伊藤園の鹿児島煎茶
スーパーやデパ地下においてあるお茶も手頃でおいしいものがたくさん。これは伊藤園の鹿児島煎茶。伊藤園というとペットボトルのお茶を思い浮かべる人も多いかと思いますが、実はこういった急須で淹れるお茶も販売していておすすめです。こんな風に私のデスクの上には必ずお茶があります。
文/茂木雅世(もき まさよ)
ティーエッセイスト/煎茶道 東阿部流師範/日本茶アーティスト
お茶好きがで高じて、2009年、仕事を辞めてお茶の世界へ。2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまい始め、現在はお茶にまつわるモノ・コトの企画・商品プロデュース・コラム執筆やメディア出演などの活動を行っている。FMyokohama「NIPPON CHA茶CHA」では最新のお茶情報を毎週発信中。
オフィシャルサイト:https://ocharock.amebaownd.com/
Twitter:https://twitter.com/ocharock