小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「クラウン」VS「Cクラス」走行性能、先進安全装備、快適性、コネクテッド、大人の最新スポーツセダン対決

2018.12.24

トヨタ『クラウン』VS メルセデス・ベンツ『Cクラス』

今年、日本と世界を代表するセダンのベストセラーモデルがモデルチェンジを果たした。最新のベストセラーモデルは、どんなコンセプトで進化を遂げたのだろうか。今回、トヨタとメルセデス・ベンツが投入する最新セダンのこだわりに注目し、乗り比べた。

 トヨタ『クラウン』とメルセデス・ベンツ『Cクラス』。どちらも日本とドイツを代表する自動車メーカーのベストセラーモデルだ。前者は今年6月にフルモデルチェンジ、後者は7月に大幅改良を行なった。この2車のクルマ造りの方向性の違いについて考えてみた。トヨタ『クラウン』は日本市場だけを見据えて開発された数少ないセダンだ。歴代『クラウン』もすべて日本のユーザーのために造られてきたわけだが、その開発理念は熱く、今回も走行性能を向上させるためドイツのニュルブルクリンクで過酷なテストを重ねた。

 最大のポイントは1.8mという車幅にある。最近の国産車はモデルチェンジのたびに大型化する傾向が見られるが『クラウン』は日本の道路や住宅、駐車場などの諸事情に配慮し1.8mにこだわり続けている。トランクスペースもゴルフバッグが4セット収納できるサイズにこだわり、トランクリッドの自動開閉も断念したという。自動開閉用のステーとモーターがスペースを取り、それによってトランクが狭くなるのを嫌ったのだ。そこまでトヨタがこだわった、すこぶる日本的なセダンなのである。

 一方、メルセデス・ベンツ『Cクラス』は世界基準にこだわったセダン。現行モデルが登場した2015年以降、年間販売台数でセグメントNo.1を保持し続けている。同車の魅力のひとつが、その豊富な車種構成。今回は4ドアセダンを紹介したが、このほかにステーションワゴン、2ドアクーペ、カブリオレまで取り揃えている。

『クラウン』も一時期、2ドアハードトップやワゴンなどバリエーションを広げた時期があったが販売台数が減少し市場が低迷すると、即座にラインアップから落とした。『Cクラス』のクーペやカブリオレがそれほど売れているとは思えないが、それでも販売し続けているのはクルマを取り巻く文化においては必要だと考えているからにほかならない。また『Cクラス』にはパワーユニットひとつを見ても、1.5LガソリンターボからV8、4.0Lツインターボまで幅広く用意されている。ユーザーにとっても『Cクラス』の選択肢の広さは大きな魅力であるはずだ。

『クラウン』も2Lターボ、2.5Lと3.5Lエンジン+モーターが揃っているが、旧モデルオーナーから見ると、選び方がわかりづらい。個人的には2.5Lの4WDがベストな選択肢であると思うが……。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。