【AJの読み】3分使っただけでこんなに違うのかと驚き
筋肉の中にある血管、リンパ管がねじれた状態では、血液、体液がめぐりにくくなる「体のゆがみ」が発生するが、ゆがみを正すことで流れを改善し可動域が広がる。「医学と薬学」誌に掲載された「THE MAKURA」を使った効果検証の実験を体験してみた。
最初に左右の腕を片方ずつ上げてどこまで上がるか、さらに両手を組んだ状態で左右に振ってどこまで動くかを調べる。3分間「THE MAKURA」を使ってから、同じ動きをしてどこまで改善するのかチェック。同時に使用前後で調べた血管スコープも合わせて比較する。
体験者の様子を見ていると、「THE MAKURA」を使って横になった途端「無重力みたい」という感想が。それだけ違和感がないということか。さらに使用後は「動かなかったところまで腕が上がった!」と驚いている姿に、半信半疑になりながらも自分も体験してみることに。
血管スコープで「THE MAKURA」使用前の状態を撮影。健康な状態はまっすぐで先がくっきりとした山にような形になる「ヘアピン型」。冷え性、アレルギー、疲労、食生活の乱れなどで細い、見えにくい、歪んでいる、ねじれているなど形状が変わってくる。私の場合、疲労はあるものの、おおむね良好な状態。
次に腕を上げる動作。右側は耳に付くほど上がるが、左側が途中で止まり、無理に上げようとすると痛みを感じる状態。下の画像は決して顔芸ではなく(笑)、これ以上は上がらず無理に動かすと痛かったのである。このように左右に差があるのは普通であり、上がりにくい時は体の位置がずれていて血流が悪くなっており、正常ラインを外れてしまうと痛みを感じてくるという。両手を組んで左右に動かす動作も、左向きの方が可動域が狭かった。
「THE MAKURA」の使い方のポイントは、使う前に手で揉みほぐすようにして三段構造の3つの溝をきちんと作り、最下段の三段目に肩までしっかりと乗せる。首の付け根のあたりに下の溝が来る状態を目安にし、まくらの上のラインと頭のラインが合うくらいに深めに頭を入れる。横向きでもOKだが、うつ伏せの使用は整体効果が発揮されないため、最初の10分ほどは仰向けを維持する。就寝中は寝返り、うつ伏せでも良い。
頭を乗せるとまくら自体はかたいという印象だが、頭と肩で支えていて重みが分散しているためか、どこかに力がかかっているという感じがまったくない。あごが上向いて首元が開くような感覚だ。
3分間「THE MAKURA」を使った後、再び腕上げ。先ほどは苦悶の表情になった左腕を上げると、楽々と耳に沿うぐらいまで腕が上がる。たった3分間なのに!?と自分でも驚くしかない。両手を組んで左右に振る動作も明らかに可動域が広がった。血管スコープの結果も、使用前よりも色が濃くなっている。色の濃さの変化は滞っていた血流が行き渡るようになった結果かと思われる。
1週間ほど自宅でも使用しているが、両腕は左右ともぴったりと耳に沿うほどスムーズに上げられる。今までは寝起きに首や腰の痛みを感じることもあったが、「THE MAKURA」は1週間~1か月ほど使用しているうちに何も感じなくなる、つまり違和感をどこにも覚えず眠ることができると熊谷さんは話す。
「THE MAKURA」の取り扱い店舗、オンラインショップは公式サイトを参照。実物で試してみたい人は、「THE MAKURA」、「THE MATTRESS」、「ASHI MAKURA」の「CURE:RE(キュアレ)」シリーズ寝具の体験や、ネックストレスのチェックができる「CURE:REテラス」(新宿区西新宿7-8-13-5F)でぜひ。
文/阿部 純子