11月22日は「いい夫婦の日」だが、そうなるためには、様々な問題の解決が必要だ。冷え切った関係になる前に、何に注意したらいいのだろうか。
まず重要なのは「会話」。夫婦全体の平日における会話時間の調査結果はData1のとおりだが、同調査によると夫婦仲が「円満ではない」場合の平均時間は40分だという。つまり「0分」と「1~30分」の計27.5%の人は要注意だ。もうひとつのポイントが「結婚式」。Data2によると、何と離婚した人の8割以上は、籍だけ入れて結婚式を挙げない〝ナシ婚〟だったことが明らかに。すでに、そうしてしまった人は仕方がないが、ナシ婚予定の人は気に留めておいたほうがいいだろう。
さらに離婚のピークとなる年齢は男性が「35~39歳」で、女性が「30~34歳」(Data3)。なぜこの年代が多いのか? Data4にある離婚原因の「育児に協力的でない」「家事に協力的でない」の男女差に注目したい。この世代は育児に手がかかるので夫婦間に軋轢が起きやすく、離婚につながるのかもしれない。やはり夫に求められるのは「家事や育児に協力的になること」。いい夫婦になるには、ここががんばりどころなのだ。
Data1|平日の夫婦の会話時間40分以下の人は要注意!
■ 平日の夫婦の会話時間はどれくらいですか(時間回答)
同調査によると、全体の平日における夫婦の会話平均時間は98分。それが「円満」な人だけに限定すると113分と微増するが、「円満ではない」人はわずか40分と激減する。
Data2|離婚歴のある人の8割以上が!結婚式を挙げない〝ナシ婚〟は不仲になりがち!?
■ あなたは、結婚式を挙げましたか?
結婚式はお金も手間もかかるが、やはり大勢の前で幸せを誓うのはそれなりに意味がある。それがよくわかる調査結果といえそうだ。