朝起きたらまず確認し、通勤電車・仕事の休憩中もちょくちょくチェックし、寝る前にもまた見ておく…そんなスマホありきの毎日を送っている人は多いだろうが、実際のところ、世間の人たちはスマホで何のアプリを主に利用し、どれくらいの時間、画面を見つめているのだろうか?
そこで今回、株式会社テスティーによる全年代の男女686名を対象にしたスクリーンタイムに関する調査結果を発表する。
なお、スクリーンタイムとは、iOS12より追加された新機能でスマートフォン利用時間やアプリ起動時間などのリアルタイム確認、コンテンツとプライバシーの制限設定が可能な機能のことだ。
スクリーンタイムで判明した利用アプリランキング
まず、全年代の男女686名のスクリーンタイム画像のうち上位3つに表示されているアプリが集計され、ランキング化された。その結果、第1位は10代が「YouTube」で47.6%、20代は「Safari」で61.5%、30代以上は20代に10ポイント以上の差を付けて「Safari」で74.3%となった。
また、利用時間が最も多かった「利用TOPアプリ」のみのランキングでは、利用率TOP3のランキング同様、第1位は10代で「YouTube」、20代と30代以上で「Safari」という順位に。各年代において「アプリ」を利用せずに「Safari」を利用してWeb閲覧している様子が伺える結果となった。
年代別「1日あたりのスマートフォン平均利用時間
続いて、スクリーンタイムに表示される「1日あたり~時間」という表示が集計され、「スマートフォン平均利用時間」について調査が行われた。その結果、10代は「4時間58分」、20代は「5時間25分」、30代以上は「5時間22分」と、1日あたりの平均利用時間が最も長いのは20代となった。
さらに、利用TOPアプリ別に「スマートフォン平均利用時間」が比較された。全年代において、利用TOPアプリが「YouTube」の人は、1日あたりのスマートフォン平均利用時間が最も長いことが明らかに。次いで、10代では「Twitter」、20代では「LINE」、30代以上では「Instagram」利用者の平均利用時間が長いことが判明した。
スクリーンショット画像解析で判明した各年代の傾向
最後に、686名のスクリーンショット画像のうち、年代別の傾向が出ているものが集められた。10代では、「YouTube」が他の利用アプリに比べて長時間利用している傾向が判明。また、土日の利用時間が長いことが伺える。
20代では、SNSが上位にランクインし、かつ利用時間数が他年代と比較して長い傾向が見られた。30代では、他の年代に比べて圧倒的に「Safari」の利用時間が長く、アプリよりもWeb検索を活用している様子が伺えた。
※TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co/
<調査概要>
調査期間:2018年11月14日(水)〜16日(金)
調査対象:男女 / 10代〜30代以上 / 自社モニター会員
割付方法:686サンプル(10代210サンプル、20代169サンプル、30代以上307サンプル)
出典元:株式会社テスティー
構成/こじへい