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創業120周年を迎える龍名館がお茶をテーマにした「ホテル1899東京」を開業

2018.12.04

部屋タイプは4種のデザイナーズルームで構成

 客室は3階~9階の全63室。4種のデザイナーズルームで構成されており、すべてダブル、ツインの2人1室タイプ、室料は1泊2万3000円~4万5000円。

 各室内には無料で利用できるスマートフォンの「handy」、空調、照明、フロントへの内線、チェックアウトなどの操作できるタブレットを備えている。また、ルームマネージメントシステムを導入し、ホテルシステムと客室内の機能を連動。一例を挙げると、チェックイン時間が予約時に判明したら、到着の少し前に室内の空調が自動で動くといった効率的な運営を行う。

 各室には日替わりで選定した4種の「1899」オリジナルの日本茶、急須、湯飲みを用意。緑茶成分入りのシャンプーやボディソープ、ルームウエアはお茶好きならピンとくる一芯二葉のマークを胸元に入れるなど、お茶尽くしのアメニティ、備品を用意している。

 客室のインテリアも随所にお茶の世界観を意識し、茶筅をモチーフにしたライト、丸窓、四畳半の茶室の畳のへりをパターン化したブランドパターンをカーペット、内装、外壁などで表現している。客室のマテリアルはお茶のグリーン、茶筒の素材である銅、しっくい、墨の黒と日本的なイメージとお茶の世界観を連想させるカラースキームに。各室にある丸窓の向こう側はユニットバスで、朝はお風呂に入りながら外光を感じることもできる。

 客室は3~9階すべて同じ配置で、一番広い角部屋の「コーナーデラックス」(33.6m2)は3階がバリアフリー対応。窓の部分に縁側を意識したベンチを設けて、お茶を飲んで楽しむスペースとしている。

「スーペリアダブルB-ENGAWA-」(20m2)は、床から40cm高くしてその上にマットレスを置き、布団で寝ているような感覚で日本的な体験ができる。さらにシンクなどの水回り部を部屋の内部に設けて、デスクでお茶を淹れて楽しめるユニークな仕掛けも。茶器、グラスがある棚はスライド式で扉をずらすと鏡になり洗面やメイクができる。自然光でメイクができる室内シンクは女性にとってはとてもうれしい仕様。

「スーペリアダブルA-IORI-」(20m2)は、窓側に縁側をイメージしたベンチシートとミニバーや茶器を一体化した家具を配置。窓側でお茶を飲みながらくつろげるスペースに。「スタンダードダブル」(18m2)は一番コンパクトなタイプだが、オープンクローゼットなど視界が抜けるようなレイアウトで空間を広く見せている。

【AJの読み】宿泊だけではなく“お茶料理”にも注目したい

 全63室の小規模なホテルだが、お茶がモチーフだけあって緑色が随所に使われ、落ち着いた空間に仕上がっている。開業当初は朝食のみの提供だが、ランチ、カフェ営業がスタートする来年1月以降、ぜひ使ってみたいのが1階の「デリ&バル」。ヘルスコンシャスなフードとして注目されているお茶料理が日替わりで提供され、惣菜は1品120円~という手頃な価格なので持ち帰りデリとして使えそう。

試食メニューもお茶料理が盛りだくさん。まろやかさと抹茶のほろ苦さが楽しめる「抹茶豆乳スープ」、ほうじ茶を使った胃に優しい「茶粥」、さっぱり感と緑茶の風味が絶妙の「彩り野菜の碾茶オイルマリネ」(碾茶は抹茶の原料になるお茶)が特にイチオシ。その他にも「抹茶ポテトサラダ」「グリルチキン 抹茶チーズソース」、抹茶のパン、江戸番茶とお茶関連のメニュー、「サーモンと茸のマリネ」「かぼちゃとカッテージチーズのスイーツサラダ」とデリの定番メニューも。

文/阿部 純子

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