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クレジットカードの署名を正しく記入しないことがもたらすリスク

2018.11.17

クレジットカードのサインには意味がある

 商品を購入して、支払う際の決済手段の一つとして、契約者の番号、もしくはその他情報が記載され、記録されたカードである「クレジットカード」。

 クレジットカードは、クレジットカード会社の加盟店で商品を購入する場合に、カードを提示すると、いったんカード会社が加盟店への支払いを行い、その後カードの利用者へ代金を請求するシステムとなっています。

クレジットカードを取得するには申請を行い、それからカード会社による審査があるため、カードが取得できる、ということは、その人にはある程度の金銭的信用度があると見なされるようです。そもそも全く支払い能力がなさそうな人は、カードの審査に落ちてしまいます。

 そんなお手軽カンタンに商品代金が支払える、便利極まりないクレジットカードですが、新しくクレジットカードを取得しますと、自宅に郵送でカードが送られてきますが、そのカードの裏面に、署名欄があるのを御存じの方はいらっしゃいますでしょうか。

 ……まあ普通、皆さん大体知っていますよね。この署名欄への記載は、人によっては面倒くさいからまあいいや、と言って書かないか、書いたとしても適当に書く人がいるようです。

 しかし、クレジットカードの裏面の署名を適当に書いてはいけません。

 クレジットカードを利用して、後払いで商品を購入する場合、利用者は、そのカードを使用しているのが所有者本人だ、ということを証明する必要があります。販売店は、クレジットカードの署名と、売上票の署名欄の筆跡を照らし合わせて、同一人物かどうかを確認します。したがって、署名欄に記載のないクレジットカードは、売上票の筆跡と照らし合わせることができないため、販売店はクレジットカードの利用を断ることができるのです。

 せっかくクレジットカードを持っていても、お店で使えないんじゃあ、意味ないですね!

 さらに、お店でカードが使えないだけでなく、署名が無いままのクレジットカードをなくしてしまったら、もう最悪です。

 あなたのカードを拾ったか、盗んだ人が、自分のサインを署名欄に書き込んでしまったら、もうそのカードは使い放題。勝手に不正利用されて、後から来た請求書の金額を見て驚いた、そんなこともあり得るのです。

 でも、クレジットカード会社にカードが紛失か盗難された旨をあらかじめ報告しておけば、不正利用代金は免除されるんでしょ、とタカをくくっているとエライことになります。

 クレジットカード会社の会員規約には、規定違反や故意・過失における不正利用については補償の対象外になる旨の記載があります。クレジットカード取得後、すぐに署名欄の記入をしなかったことが、コレに抵触するため、最悪の場合、不正利用された分は、全額自己負担になる可能性が大なのです。

 クレジットカードを取得したら、すぐに署名欄の記載を忘れずに!

 ちなみに、署名欄の記載は、売上票に同じ字を書くこと前提で、様々な字体で記載が可能です。

クレジットカードのサインはイニシャルでも可能?

 可能です。自分で自分を証明するのがそのイニシャルであるならば問題ありません。

クレジットカードのサインはフルネームでなきゃダメ?

 名字だけの署名でも可能です。ちなみに名前だけでも大丈夫です。

クレジットカードのサインは筆記体も可能?

 もちろん、筆記体で記載してOKです。ただし、読める字である必要はあるでしょう。

クレジットカードのサインは英語で大丈夫?

 もちろん、英語で書いて構いません。そもそも英語圏内の人は英語で書いています。(そういう問題じゃない?)

海外でよく使うクレジットカードのサインって何語で書けばいいの?

 海外で使うカードも、署名欄は別に漢字で構いません。その場合、支払票にも漢字で書きましょう。署名欄と支払票の言語が違っているとむしろダメです。

 ようするに、漢字でもカタカナでも平仮名でも、名字だけでも名前だけでも、アルファベットで筆記体でも、名前と分かり個人認証できるものであればオッケーなのですが、やはり、お店の人が筆跡を照らし合わせやすい、読みやすい字体にした方が、ベターでしょう。

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