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2018.11.19

真空管アンプで鳴らしたいBearHornの8cmフルレンジバックロードホーンセット『800 SuperKit』

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

Introduction

いよいよ日本列島にも冬将軍が訪れる季節が到来。本格的な真空管アンプのシーズンである。夏は暑くてなかなか灯を入れる機会がなかったが、冬は暖房という名目で真空管アンプを使いたくなる。私はシングルとプッシュプルを作って聞いてみて分かったのだが、シングルの響きが心地よい。

そこで問題になるのがスピーカーの選択である。シングルの真空管アンプの出力はせいぜい数ワットしかないため、能率が高くヌケのいいスピーカーが必要である。現代的な小型2Wayは低音再生限界を伸ばすために強力な磁気回路を使いユニットは低能率、バスレフポートも低い周波数にチューンされているので、大出力パワーアンプで強力にドライブする必要がある。これはシングルの真空管アンプには手強い相手だ。

と言うわけで小出力な真空管アンプに優しい、8cmフルレンジ一発のバックロードホーンスピーカーに決定。完成品はなかなかないので、BearHornの最新キット『800 SuperKit』(税込1万4800円ペア)をチョイス。ユニットは定番のフォステクス『FE83En』を使った。

Report

さて『800 SuperKit』のどこがスーパーなのかと言えば、ほぞとミゾを採用しているため組み立てがカンタンで、しかも正確におこなえるところだ。板材にあるミゾにほぞをはめ込んで接着するだけで、水平や直角がピシッと出るため完成後の見栄えが良くなり、エンクロージャーの密閉性も高まるという一石二鳥の構造である。

実際にキットを組み立てた人には分かると思うが、板材の水平がズレたまま接着すると、塗装前にカンナをかけたり、サンドペーパーで削ったり、パテで埋めで誤魔化したりといろいろ大変な作業が発生する。特にフロントパネルと天板は目立つので慎重になるが、今度は底板にガタがあって、床置きするとガタガタするとか。『800 SuperKit』なら、こんな失敗はありえない。番号通りに板材を木工用ボンドで接着するだけでいい。さらにオプションで裏面ノリ付きの木目シート(2800円)まで用意されているので、塗装せずに市販品のような仕上がりに完成できる。

組み立てのベースとなる側板に板をはめ込むためのミゾが切られている。

説明書に従って板をミゾにはめ込めば直角もカッチリ出せるのだ。

キットには吸音材、線材、スピーカー端子が含まれる。あと必要なのはスピーカーユニットと木工用ボンド、重石またはハタ金、プラスドライバー、キリである。

完成した『800 SuperKit』。正面サイドが面取りされているのがいい。木目シートを貼って仕上げる場合はホーン内部をツヤ消し黒で塗っておくとカッコ良くなる。

ジャガーバールの木目シート、裏面ノリ付きは2800円(ペア)で販売する。

キリでフロントバッフルに下穴を開けたら、付属の木ネジでユニットを取り付ける。

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