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【意外と知らないバイクのこと】カウルを着けるのってなぜ?

2018.11.14

A:空気抵抗を減らし、カッコよくするためです

「カウル」とは、バイクを覆う樹脂製の外装パーツのこと。「フェアリング」とも言います。ヘッドライトまわりに装着されるものをフロントカウルまたはアッパーカウルと呼びます。

エンジンまわりを覆うものをセンターカウル、下回りを覆うものをアンダーカウルなどと呼びます。また、それら全部を装着しているバイクを「フルカウルモデル」と称します。

カウルを装着する目的は、空気抵抗を減らし、ライダーへの風当たりを軽減すること。「このカウルは風防(ウインドプロテクション)効果が高い」なんて言い方をします。バイクはメカニズムとライダーの体が剥き出しなので、基本的には風当たりが強い乗り物です。カウルの装着によって、空気の流れをコントロールできるようになります。

空気抵抗は速度が増すにつれて急激に高まっていきます。ですからカウルも高速域になればなるほど効果を発揮することになります。バイクのカテゴリーとライディングフォームにもよりますが(ライダーの上体が起きているか、伏せているかなど)、だいたい80km/h程度以上からカウルの恩恵を感じることができるはずです。

ということは、もうお分かりですね。カウルもスピードを競うレースの世界から使われ始めました。世界初のカウル装着車は、イタリア・モトグッツィ社が1954年に開発したV8 GP500とされています。このマシンが優位性を発揮したことから、ロードレースでは瞬く間にカウルが広まっていきました。量産車では、1976年に発売されたBMW・R100RSが初のフルカウルモデルです。

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