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実は誰でも簡単に作れるメソポタミア文明時代のレシピ

2018.11.08

3.週末の男の料理
「レンズ豆と麦の鶏肉リゾット」

【材料(4人前)】
レンズ豆 30g
大麦 50g
長ネギ 1本
タマネギ 1/2個
鶏肉 200g
にんにく 1片
赤ワインビネガー 50cc
ミント 適量
塩 適量
ビール 100cc
ハーブ類 各1枝
水 1リットル

【作り方】
(1)鶏肉を一口大に切り分けてから冷水で洗い、ミントと塩を鶏肉に擦り込んだ後、1時間冷蔵庫に寝かす。
(2)沸騰したお湯の中に入れ、弱火で約30分程度煮込む。
(3)(2)の中に赤ワインビネガーで味付けし、ハーブ類を入れる。
(4)長ネギ、にんにく、タマネギのみじん切りを加える。
(5)レンズ豆と大麦と塩を入れ、さらにビールを加えて煮込む。
(6)鶏肉が煮上がったら、野菜類と豆類と共に皿に盛りつける。
(7)最後にミントを散らして完成。

●解説
「男の料理には“鳥を切り分け肉を鍋に投げ入れる”という記述も残っていた鶏肉リゾットを推します。古代メソポタミア流に鶏肉を切って、塩とミントと酢で味付けしたらワイルドに投げ入れてみるのも一興です。

この料理はメソポタミアに多く生息した山鶉(やまうずら)を使った料理ですが、鶏肉全般に応用できます。イェール大学の世界最古のレシピが書かれている粘土板には、読み手に呼びかけるように次のように書かれています。

“おまえが山(やま)鶉(うずら)を調理する際は、鳥を切り分けたっぷりの水で洗い、銅鍋の中に入れなさい。”

また、鶏肉をミントと塩と酢で味付けをしているのが分かります」

【取材協力】
遠藤雅司さん
歴史料理研究家。著書に『歴メシ!』(柏書房)、『英雄たちの食卓』(宝島社)。2013年より世界および時間旅行を疑似体験するコンセプト「音食紀行」を開催し、歴史的な料理を現代日本においしく再現展開中。
http://onshokukiko.com/wpd1/

取材・文/石原亜香利

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