社会に出ると、誰もが頭によぎる『貯金』。30~40代になると、貯金しているのが当たり前で、数百万、中には数千万貯金している人もいることだろう。では、働き出したばかりの20代たちは、一体いくら貯金しているのだろうか?
今回カードローン情報サイト「カードローンの巨匠」による“どこよりもリアルな最新の貯金事情”が暴かれたアンケート調査の結果が届いたので、早速、紹介していきたい。
【20代の貯金総額】100万円以上貯めている人が過半数を占める結果に!
「現在までに貯金した金額を選んでください。」という質問に対して、過半数が「100万円以上貯金している」と回答。先行きの見えないこの時代、堅実志向な人は多いようだ。
貯金を長く続けるコツは「無理をしない」こと
では、貯金を長く続けるコツは何なのだろうか?
「貯金を始めてからの期間を教えてください。」という質問に対して、以下のように回答が集まった。
貯金をしているといっても、20代の多くは「1年未満(23.8%)」「1~2年未満(14.3%)」など始めたばかり。7年以上もの長い期間貯金を続けている人は15.5%しかいなかった。貯金を続けていくには「無理をしないこと」が肝心だと見てとれる。
【20代の毎月の貯金額】毎月3~4万円ずつが相場
「あなたがひと月に貯金している金額を選んでください。」という質問では、20代の84.0%が貯金をしていることが明らかに。
就職したての人も含まれるためか、1番多かった回答は「1万円未満(18.3%)」だった。相場で言えば、20代の人は毎月3~4万円程度貯金していた。
月収20万円未満の人も少額ずつ貯金に回している
「あなたのひと月の収入(手取り)を教えてください。」という質問では、63.3%の人が「20万円未満」と回答。
20代の収入は手取りで25万円未満の人がほとんど(85.3%)であることが明らかに。大部分の20代は少ない収入の中でやりくりを頑張っているのが現状のようだ。
【あなたに向いている貯金方法は?】20代に人気の貯金方法ランキング!
貯金をしている人だけに聞いた「あなたがしている貯金の方法に1番近いものをお選びください。」という質問の回答は以下の通り。
1番回答が多かったのは「貯金をするというよりも出費を減らしている(節約)」(25.3%)だった。使わないお金を増やすよりも、”使うお金を減らす”意識で貯金に取り組む人が多いようだ。
・買いものをする時に良く吟味すること。無駄な物を買わないように気をつけています。(22歳/女性)
・光熱費の節約、公共機関を使わないで徒歩で行く、最低限のものだけ買う。(23歳/女性)
・エクセルで家計簿を作成し収入と支出の流れをまとめ、必要経費とそれ以外で分けて、毎月適当な額を使わないようにため込む。(24歳/女性)
・毎日自炊して、外出先には水筒を持参する。コンビニに極力行かないようにする。(28歳/女性)
回答者からは上記のような意見が寄せられた。
2番目に多かったのが「毎日金額を決めて決まった場所(貯金箱・口座など)に入れる」(22.3%)という方法。毎日続けることで貯まっていく実感を得られやすく、習慣化しやすいことが人気の理由だろう。以降、3位が「毎月金額を決めて給料から天引き」(19.6%)、4位が「金額やタイミングを決めずに入れられる額を貯金」(17.9%)、5位が「財形貯蓄/自動積立」、6位が「銀行の定期預金」と続いた。
「高等遊民」になるなら別だが、30代になって結婚し、子どもをもうければ、当然、出費は格段に増す。そう考えると、何のしがらみもない20代は、給与こそ低いが貯金する絶好機といえるかも知れない。
出典元:株式会社LeoSophia
構成/こじへい