LINEの乗っ取りで広く知られるようになった「WebMoney(ウェブマネー)」。詐欺に引っかからないためにも、その仕組みを知っておこう。
ネットでかなり話題になったLINEの乗っ取り事件。乗っ取られたアカウントから「近くのコンビニエンスストアでWebMoneyのプリペイドカードを買うのを手伝ってもらえませんか」というメッセージが来て、購入したと伝えると、「写真を撮って送ってください」と、ウェブマネーをだまし取る手口だ。
犯行は中国本土から実行されていると言われ、「天安門事件」などと返すと、当局の規制にかかり強制的に切断されるとのまことしやかな噂も多い。政治的なキーワードを送って “遊ぶ”人も続出した。
筆者も楽しみに待っていたのだが、ついに乗っ取り犯からのメッセージが来ることはなかった。これは、LINEの友達のリテラシーが高いということでもあり、喜ぶべきことだろうが。
さて、この騒動で「ウェブマネー」の名前を初めて知ったという人もいるのではないだろうか。どういうものなのか、筆者も未体験だったので実際に購入して使用してみた。
というわけで、近所のコンビニに。しかし、プリペイドカードがこんな無造作に並べてあって万引きの格好の標的になるのではと心配したが、レジで購入した際にアクティベート(有効化)して初めて使えるようになる仕組みのようだ。