池袋、高田馬場といった繁華街の間にありながら、学習院大学、川村学園、自由学園など学校や大学が多く存在する文教地区であり、落ち着いた佇まいを見せる街が目白だ。目白の新しいランドマークとなる商業施設「トラッド目白」が11月20日にグランドオープンした。
目白駅前という好立地だが、敷地の北側は住宅街が広がっており、地上4階地下2階という低層の建物で、緑が多く文化的価値のある建物も点在する目白の街並みと調和した外観となっている。
地域密着型の商業施設でもあるため、1階には「ファミリーマート」、地下1階には「クイーンズ伊勢丹」といったコンビニ、スーパーも入っている。2階にはコミュニティースペースを設けて、ワークショップや演奏会、展示など地域と連携したイベントを開催。施設案内を兼ねたフリーペーパーの地域情報誌「MMM(MEJIRO MACHI MAGAZINE)」を発行するなど、地域とのコミュニケーションを重視した運営となっている。
全16店舗のうち飲食関連は8店舗で、ベーカリー、スイーツ、和食、洋食、中華、イタリアン、コーヒー専門店が入っており、3、4階には結婚式場の「リュド・ヴィンテージ目白」と、日常生活からフォーマルまでカバーする店舗構成が特長だ(※記事内の価格はすべて税別)。