すでにファームウエアの最新版が登場してアップデートに対応。長時間露光で撮影した画像の画質改善されているという
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【研究結果】
SIGMA『dp2 Quattro』は巷で言われるように、一眼レフと同等かそれ以上の高性能を秘めたデジタルカメラである。デジカメには液晶モニターがあるので、撮影後すぐに確認できるが、本機は帰宅して大型モニターでチェックしないと、どんな写真が撮れたか分からないし、うまくいけばハッとするような写真が撮れる。普段はモニターで見ればそれで満足してしまうが、本機の場合は大判サイズにプリントしたくなるような絵が撮れるのだ。今後、広角の『dp1 Quattro』と中望遠の『dp3 Quattro』も登場予定だ。私は24mmか20mmが好きなので超広角のdp0を発売して欲しいのだ。『dp2 Quattro』は高画素でなく高画質を求める全ての人にオススメしたい!
●『dp2 Quattro』は確かに超高画質
●『dp2 Quattro』はモノクロも高画質
●『dp2 Quattro』は低感度で撮りたい
●『dp2 Quattro』は広角版と中望遠版も発売予定
(文/ゴン川野)
カメラ生活42年、小学生でオリンパスPEN-Fを愛用、中学生で押し入れ暗室にこもり、高校では写真部部長。大学卒業後、単身カナダに渡りアウトドアスクール卒業後「BE-PAL」を経て本誌ライターに。保有交換レンズ41本、カメラ28台(見える範囲で)。阿佐ヶ谷レンズ研究所もよろしく。