小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

『ゴルフ ヴァリアント』VS『レヴォーグ』ベストバリューワゴンはどっちだ?

2015.01.26

時代を作ってきたあのツーリングワゴンが姿、形、そして名前を変えて帰ってきた。もう1台は2013年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した人気モデルのワゴン。今は、SUVの全盛期だが、はたして流れは変わるのか?

フォルクスワーゲン『ゴルフ ヴァリアント』VSスバル『レヴォーグ』抜群の使い勝手と先進性能を誇るベストバリューワゴン対決

 日本のステーションワゴンブームは、90年代に登場した『レガシィツーリングワゴン』の登場によって火がついた。その後、同車がワゴンブームを牽引してきたが、5代目が登場した09年には、対米輸出を重視した影響で車体が大型化し、それまでのオーナーが乗り換えるクルマがなくなってしまった。この時のユーザーたちの声が大きく、スバルは日本専用ワゴンを開発することを決断。こうして“スポーツツアラー”の『レヴォーグ』が生まれた。

 一方、2013年輸入車として初めて「日本カー・オブ・ザ・イヤー」大賞を獲得した『ゴルフ』は、ワゴン『ゴルフ ヴァリアント』を発表した。こちらは、世界中で販売される国際戦略車だ。

 今回、ボディーサイズもほぼ同じという日欧の“ベストセラー”ワゴンを乗り比べてみた。

『レヴォーグ』には1.6Lと2Lのターボがある。両方に足回りを強化した「S」と「アイサイト」搭載車がある。車両本体価格は『1.6GT』が266万7600円だが、購入者の80%が装着するという「アイサイト」搭載車は277万6000円。2Lモデルは最上位で356万4000円だ。個人的には『1.6GT』のアイサイト付きがベストバイだと感じた。乗り心地、ハンドリングともにバランスがとれている。サスを強化した「S」は日常の足としてはやや硬め。2Lモデルはスピードを求める人に向いている。

 日本市場向けに設計されているが、室内はフロント、リアともにゆったり。ラゲージスペースも『レガシィ』同様に広く、サブトランクも使える。3世代目の「アイサイト」は、ステレオカメラの認識性能が向上。走行中の安全性能は、これまで以上に進化した。動力性能も6速AT、2モードSiドライブで軽快な走りが楽しめる。フルタイム4WDは全車標準だ。

『ゴルフヴァリアント』のパワーユニットは1.2Lと1.4Lのターボ。7速AT+前輪駆動の組み合わせだが、緊急ブレーキや9つのエアバッグは両車に標準装備。試乗した1.4Lの『ハイライン』には、自動追従走行やレーンアシストシステムなどが備わる。

 1.4Lのターボエンジンは140PS、250Nm。これは『レヴォーグ』の1.6Lターボより出力は30PS低いがトルクは同値で、燃費では上回っている。

 室内はフロント、リアともに狭くはないが、リアシートは『レヴォーグ』のほうが広く、ラゲージスペースも左右幅で差をつけられている。だが、330万円台の価格はFF車とはいえ、十分国産ワゴンと戦える設定だといえる。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年9月13日(金) 発売

DIME最新号は「AIスマホ Copilot+ PC 完全攻略ガイド」!SKY-HI、パリ五輪代表Shigekixも登場!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。