■Introduction
サンニッパでお馴染みのOLYMPUS『STYLUS 1』が『STYLUS 1s』になった。外見はグリップの表面仕上げが革シボ風になったぐらいだが、バッテリーの容量が1150mAhから1210mAhになり撮影枚数が410枚から450枚にアップした。さらにAFにミラーレスで採用されているスモールAFターゲットを搭載。またステップズームで素早く良く使う焦点距離に移動できる。MFに欠かせないフォーカスピーキングも採用。ファインダー内に焦点距離が表示できるようになった。iPhoneで有名になったタイムプラス動画とインターバル撮影機能を追加。私が注目したのはワイコン対応で、22.4mmが使えることだ。
■Design
いかにもゴムというデザインから、一眼レフやレンジファインダーカメラに使われるシボ革のようなテクスチャーを採用、これだけでグッと高級感が出た。28~300mm F2.8と思えないほど短い沈胴式ズームレンズが特長。しかし、付属の自動開閉レンズキャップを付けると途端にカッコ悪いと思うのは私だけだろうか。確かに便利だがレンズが伸びた時もいただけない。ワイコンは性能重視のためかやたら大きくて重い。しかもアダプターがないと装着できない。ここまでやっても所詮ワイコンなので歪んでしまうと苦労が絶えない。まあ、これはワイコン共通の悩みなのでOLYMPUSに限った話ではないが。
レンズキャップを付けたままでレンズを伸ばして撮影態勢になる。これは便利だ。
ズーミングして300mmまでいっても、ここまでしかレンズは伸びない。さすがコンデジ。ポケットに入るサンニッパなのだ。