コンロやストーブなど、ガスをつけたまま外出してしまったと不安になることはないだろうか。そんな時に電話やインターネットで消し忘れを確認、遠隔操作で遮断できるサービスがガス会社によって提供されている。
自宅マンションのガスメーターがアップグレードし、東京ガスの遠隔操作サービス「マイツーホー」に加入することになった。料金は一戸建ての場合月額507円(税込)だが、わが家の場合賃貸で大家さんが負担してくれることになった(個数が多いとディスカウントされる)。
写真はマイツーホー対応のメーターで、中央にある縦長の白い箱がセンターと通信を行なう「PHS通信装置」。ウィルコムの通信回線を利用し、バッテリーで10年以上駆動できる。通信は固定回線を選ぶことも可能だ。
「マイツーホー」のメニューは以下の3つ。
・自動通報サービス
ガスが設定した時間以上継続して使われると、監視センターより電話で連絡がくる。初期設定は、ガス消費量の大きい給湯器で約1時間?1.5時間、風呂釜で約3時間?5時間。コンロやヒーターなど消費量の小さな器具では夏期約1時間、通常期約11時間?12時間となっており、ガス消費量が小さい場合は連絡される時間設定が変更できる。
・確かめ?るサービス
外出時にガスの消し忘れが不安になったとき、Webブラウザから「ガス消し忘れ確認」や「ガス遮断」の操作ができる。結果はメールで通知される。
・遠隔遮断サービス
センターに電話で依頼して遠隔操作でガスを遮断してもらえる。
ちなみに同じ内容のサービスは大阪ガスでも実施されている(サービス名は「るるるコールM」)。
メーターの工事が終わると、説明書と共にフリーダイヤルの番号が書かれたカードが渡される。ここに電話してガスの消し忘れ確認や遮断ができる。ネットで操作するためには、パソコンやスマホ(ガラケーも可)でメールアドレスなどの登録操作が必要になる。