コンデジ感覚で使えるパナソニックのEVF内蔵極小ミラーレス『LUMIX DMC-GM5』

■Performance

スリムなレンズを付けた『GM5』は機動性が高くコンデジ感覚で振り回せた。また、一眼レフと違ってシャッター音が静かなのもいい。スナップに最適だ。暗い所に強く－4EVまでAFが使えるという看板に偽りなし。かなり暗いカフェでもAFが使えた。アイセンサー付きのEVFは、切換の反応が良くストレスなく使える。これで液晶モニターがチルト式だと最高なのだが。性能は上級機の『GX7』と同等で、このサイズに収めたところが素晴らしい。

Panasonic GM5 1/80sec F5.6 ISO200 45mm相当

標準ズームは常用焦点距離をカバーしているため、スナップ撮影に最適。色合いは自然で階調性も良好である

Panasonic GM5 1/100sec F6.3 ＋0.33 ISO200 24mm相当

コンデジとスマホだと広角は28mmが多いが、本機なら24mmで撮れる。これはメリットが大きい。ここはローアングルで攻めたいところだが、液晶がチルトしないのだ～

Panasonic GM5 1/100sec F3.9 －1 ISO200 33mm相当

クリエティブコントロールのエフェクトを何種類か試してみた。まず「ソフトフォーカス」。ピントの芯を残しつつ全体を柔らかい雰囲気にしてくれるコレは使える！

Panasonic GM5 1/100sec F5 －1 ISO200 33mm相当

「シルキーモノクローム」では、ソフトフォーカスを効かせつつモノクロームになる。これもポートレートにはもってこいの効果である

Panasonic GM5 1/200sec F5.6 －1 ISO200 29mm相当

これまた定番の「セピア」。ぐちゃぐちゃした落書きも単一したトーンに落とし込んで、しっとりとした画面で見せてくれる

Panasonic GM5 1/160sec F6.3 －1 ISO200 66mm相当

カラーだがセピア調になるのが、「オールデイズ」なのだ。これも落ち着いた雰囲気になる