スポーツをやっている男性って、ステキですよね。健康の面でも美容の面でも、プラスになることばかりですし「今年こそ!」と思っている(いた?)方も多いでしょう。ただ、中にはちょっと運動をやってるからといって「俺、スポーツやってるよ!」と、ドヤ顔で自慢しちゃう男性をチラホラ見かけます。詳しく話を聞いていると「あれ?それってやっていることになるの?」と思えるような方のことです。今回は、女性から見て、ちょっと首をかしげてしまう、男性の「スポーツやってる自慢」のお話です。
■「2か月に1回程度」なのに、運動してるって言っていいの?
「趣味はフットサルなんだ」
そう爽やかに答えたのは、36歳の男性医師。仕事仲間とフットサルをするというのですが、「すごいですね、どこでやってるんですか?」と女性が質問すると、急に口ごもってしまったんです。渋谷とか、隅田川の辺りとか、答えがだんだん曖昧になっていき、女子がさらに突っ込むと「最後にやったのは、2か月前だったかな」と一言。聞けば、それも“フットサル合コン”だったらしく、その前となると、さらに数か月前だったと言うんです。
それを聞いた女性は、「運動してるって言うなら最低でも1か月に1回くらいやっていないと意味がないですよね。後から『実はたまにやる程度です』と言われて、話を盛っていたのかと、逆にマイナスの印象になっちゃいました」と言っていました。たしかに、運動をしているといっても、頻度が少ないとはそれは“習慣”とは言えませんよね。「運動習慣」と言えるかどうかの基準は、人それぞれだと思いますが、質問に対して回答を濁す様子から推測するに、その医師は話を盛ってしまった可能性が高いと思われます。
■スポーツ観戦がメインなのにスポーツしてるって言えるの?
続いて「観戦」と「習慣」の違いについて。「野球が大好きで、やるのも観るのも好き!」と公言する巨人ファンの男性会社員。確かに、かなりの野球好きみたいで、会社帰りによくドームに観戦に行っているようですが、彼の同僚の女性いわく、引っかかるのは「やるのも、観るのも好き!」と言い切る部分。
ことあるごとに「俺、運動してますから! みんなもカラダ動かしたほうがいいよ」と周囲にアピールするものの、どうみても野球をやっている形跡はなく「観る」と「やる」の比率が9:1ぐらいではないかと、その女性は言っていました。この偏りが問題ではなく、男性自身のアピールと活動量が連動していないことは、つまり「嘘」なんだと彼女は語っていました。