■実際にリュックの中身を見せてもらうと……
便利だけど、使い方次第でダサくなるアイテム、リュック。早速、仕事でもプライベートでもリュックを愛用しているという知人男性A氏(31)に中身を見せてもらうことにしました。ずっしり重たいリュックの中身を見ると、ノートPC、マンガ、書籍、手帳、メモ、財布、バッテリー、ヘッドホンと、出るわ出るわの私物たち。
さらに、仕事関係の資料、絆創膏(男子力高い!)、お菓子、まではよかったのですが、どこかでもらったフリーペーパーやポケットティッシュ数個、レシート、割引券まで、続々登場。後半はゴミ箱をあさっているような気分になりました。
中身の整理をマメにしていないため、ナゾの紙切れとかを入れっぱなしにしてしまうんだとか。確かにリュックは便利そうですが、彼の場合、ドラえもんのポケットというより、ただの整理無精に見えてしまい、少し不潔な印象さえ抱きました。これは女性が最も嫌うこと。リュック愛好家の方は、要注意です!
■女性思うイケてるリュックの使い方とは?
ここまでで、リュック愛好家の男性を完全に敵に回してしまった感がありますが、では逆にスマートな、好印象を持たれるリュックの使い方はないのでしょうか? 女性たちに聞いてみると「ハードシェルリュック」と即答してくれた女子がいました。ハードシェルリュックとはアタッシュケースを背負ったような、ハードタイプのリュックのこと。彼女はなぜ、それに惹かれるのかを聞いたところ、映画「宇宙兄弟」で、主演の小栗旬さんが使っていた姿がめっちゃカッコよかったからだとか(笑) まさか、そんなところを見ていたとは。女子の目線って、つくづく細かいものだと思います。
でも、このハードタイプのリュックには問題点もあります。それは、リュックの最大の特徴でもある“詰め込み”ができないこと。ああ残念、と思いながら、結局整理できない男はダメだと言う結論に至ったのでした。
今回、散々物をたくさんカバンに入れて持ち歩く男性はダメだという話をしてきましたが、実は、女性の間でも「カバンの小さい女はイイ女」といわれることが多々あります。結局のところ、カバンの大きさではなく、整理整頓が下手そうに見えてしまった瞬間に、男性も女性もダサい人だと思われてしまうということなのかもしれません。
★今日の教訓
リュックの整理は1日1回行なうべし
文・イラスト/おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。現在多方面にて活動中。ブログ(http://oshimarie.com)