2000年より隔月で、下着についてのアンケート調査をホームページで行っている、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの2014年度の調査結果が発表された。女性のブラジャーサイズの変遷や、都道府県別下着事情や、勝負下着の所有率などユニークな調査もあり、女性だけでなく男性にも?興味深い結果となっている。
◆ブラジャーのカップサイズ、ついにFカップがAカップを上回る
現在のブラジャーのカップサイズ別売上では、CカップとDカップがトップ。C、Dカップが全体の半数を占めている。
1980年から2014年までのブラジャーのカップサイズ別売上の推移を表したのがこちらのグラフ。1980年はAカップが半数を占めていたが1992年にはBカップがAカップを上回り、A・Bカップを見ると、2000年の45.6%に対し、2014年は25.8%とほぼ半減。2008年以降はCカップが継続的にトップを占めるようになった。
さらに2014年にはFカップが6.0%とAカップの5.3%を上回る結果となり、30余年の間に女性のカップサイズが大きくなっていることがわかった。
バストが大きくなる傾向が続いているが、大きくても悩みがあるのも事実。「バストが大きくて困ったこと」の質問には、肩がこる、太って見える、運動するときに揺れてしまって恥ずかしいといった身体的な悩みが多く、服のサイズが合わない、着たい服が胸のせいで似合わないといった着こなしに苦労する点も多く挙がっている。
何色のブラジャーを持っているかについては、ピンクが35.9%と1位。下着は黒しか使わない私には、ピンク好きが多いことに驚いた。また、アウターに響きにくいベージュは、持っていると便利だが、50歳以上では47.8%の人がベージュを使っているという結果に。年代が上がるとベージュが増えてくるのはなぜだろう?
女性が好む色と、男性が女性に着けて欲しいと思う色は異なる、という話はよく聞くが、男性諸氏にとってこの結果はどう見るだろうか。