■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
ファッションセンスは、意識しないと磨かれないもの。私服よりスーツを着ている時間のほうが長いと、常日頃からセンスを磨くことは難しいですよね。でも、女性からすると、いい年の男性に、これは着てほしくない、身に付けてほしくない、と思うアイテムがいくつかあるんです。そんな、男性のファッションアイテムを5つ紹介したいと思います。
1.ランニングシューズ
最初は“ダサい”靴のコーディネートから。ご自身が趣味で走られるかは別として、本格的なランニングシューズ(っぽいデザイン)の靴を、普段使いで履いている男性はかなりダサいというイメージを女性は持っているようです。ここでいうランニングシューズとは、スニーカーとは違います。
「ランニングシューズ(っぽいデザインの靴)に、白のくつ下。テッパンのダサコーデですよね」(28歳・広報)
「靴がダサいと、洋服がキマっていても全て台無し!」(30歳・出版関係)
「学生が履くような、シューズというよりズックみたいな靴は履かないでほしいな」(31歳・秘書)
思い出してみると、中高生時代にこういった靴を履いていた男子がいました。年齢とともにそのダザ靴愛用者は減るようですが、今もわずかにいらっしゃるということでしょうか。
2.ビジュアル系シルバーアクセサリー&英字シャツ
周りの女性たちに聞くと、じつは、アクセサリーを付ける男性がそもそも無理、という女子が多数でした。特に、アクセサリーの中でも「年を考えろ!」という意見が多かったのが、ビジュアル系がしてそうなごつめのシルバーアクセサリー。そしてビジュアル系バンドマンが着ていそうな(イメージ)英文字がガチャガチャとプリントされたシャツでした。
「ゴツいシルバーアクセサリーをしている人は中二病かと思っちゃう」(29歳・事務職)
「痩せてないのにファッションだけはビジュアル系をリスペクトする男性は、とにかく痩せて出直してほしい」(34歳・建築関係)
「英字シャツって、子供っぽいですよね。でも、英語のプリント=オシャレ だと盲目的に信じている男性も多い気がします」(32歳・企画職)
ビジュアル系について、そもそも女性の目線が厳しいということが浮き彫りになりました。回答者の中には、元ビジュアル系ファンもいたのですが、昔はよかったけど、大人になった今は無理、というドライな意見も。ビジュアル系ファッションはまさに中二まで、ということでしょうか。