8.スマートフォンと連携する「モバイルコンパニオン」
Windows 10にある「あらゆるIoTで使えるOS」というコンセプトを満たすために、スマートフォンとの連携も考えられている。「モバイルコンパニオン」起動すれば、写真や動画などを送り込んだり、スマートフォンの中のフォルダーを表示したりといった操作が可能になる。スマートフォンは、Windows Phone以外のAndoridやiPhoneでも連携できる。
モバイルコンパニオンを起動し、スマートフォンをパソコンに接続すると、スマートフォンの保存容量や、写真や動画の同期ボタンが表示される。
9.PDF変換できる「仮想プリンター」
OS標準でPDFが作成できる機能が追加された。Acrobatが入っていないパソコンでPDFファイルを作成したいときに重宝する。
PDFファイルにしたいテキストファイルやブラウザーなどを開き、印刷画面から「Microsoft Print to PDF」を選び、印刷すれば、すぐにPDFが完成する。
10.ディスクを何に使っているかひと目でわかる「ストレージ分析機能」
Windows 8でも、ハードディスクの容量を表示することはできていたが、そのハードディスクに保存されているファイルの種類別の容量が分からなかった。Windows 10では、標準機能で、種類別の容量を調べる機能が搭載された。
「設定」画面→「システム」→「ストレージ」の順にクリックし、分析したいドライブをクリックすると、すぐに分析が始まり、容量が表示される。
「アプリとゲーム」をクリックすると、アプリごとの容量が表示される。
文/久我吉史