■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
会社はいろんな人の集まりです。性格もそれぞれ、仕事のやり方もそれぞれ。仕事がデキる人もいれば、イマイチな人もいるでしょう。中には、仕事ができる反面、人間性に問題があるから、人として尊敬できないという男性も多いようです。今回は、女性から見て、仕事ができるのに人望のない、残念な男性の生態について迫りたいと思います。
■「自分より下」と判断すると高圧的になる男性
最初は、自分の地位次第で態度を変える男性から。
「事務職に対して『キミたちは僕らが案件を取ってくるから仕事があるんだよ』と、上から目線の態度をとる課長がいます。おまえの経費精算、忘れてやるぞと思っちゃう」(30歳・営業事務)
「取引先の男性がものすごく高圧的なんです。本来、取引先という関係なのに、子会社のように扱われてしまい、しかもバカとか能無しとか平気で罵声を浴びせてきます。そんな人間は仕事ができたとしても、まったく信用も信頼もおけません」(34歳・企画職)
■相手によって態度を変える男性
「お客様に対して、低姿勢をとるのは当然のことですが、先日、飲み会の席で散々お客様の悪口を言っていて、ひきました。コンプライアンス上、問題がありますが、その口調がとても怖くて女性陣はドン引きでした」(31歳・営業事務)
「ある社員の態度が露骨すぎてとても残念。自分が認めた人に対しては「すごいですね?」とおだてまくるのに、認めない人には「仕事できないくせに?」と嫌みモード全開。絶対、見返してやりたいです」(32歳・Webディレクター)
■コミュニケーションのとり方がズレている男性
「大きなイベントを開催した時、イベントの責任者の男性が「○○さんは△△してくれるはずだから…」と、説明もしてないのに周りが自分の都合よく動いてくれる想定をしていて、びっくりしました。若手の間では人望も厚い人だったのですが、聞いてみるとひとりっ子ということで、もしかしたら周りが何でもやってくれて当たりまえだという考えが染みついているのかもしれません」(35歳・販促)
「ある技術系の男性と仕事をした時、打ち合わせ中、全く口を開かなかったのに、後からメールで不満点や不明点を長文で送りつけてきて、ビックリしました。仕事をほったらかしにする人よりマシですが、“コミュ障”な人は有能であっても一緒にやりにくいのだとあらためて思い知らされました」(28歳・Web制作)