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いつまでも“若手臭”の抜けない残念な男性の特徴

2015.09.08

■スキルは身に付いているはずなのに“働き方”で

 最後は、そんな若手臭の抜けない男性たちの仕事ぶりについて、女性たちが気になったというエピソードを紹介したいと思います。

「たとえば、会議の議事録係など、下の子(後輩)たちが覚えるべき仕事を『自分やりますんで』と言って奪ってしまう男性がいます。もちろん、優しいなと思うこともありますが、場合によっては自分の立ち位置を失う怖さからやっているのでは? と思うことも…」(30歳・デザイナー)

「メールのCC漏れを必ず起こしたり、コピー用紙のセットをいつも間違えたりする男性がいますが、そういう凡ミスをよくやる人には、若手臭というか未熟臭すら感じます」(30歳・編集)

「若手を指導するする立場の男性が、上司に対していつまでも『先輩教えてください』というスタンスだと、やっぱり若手感が抜けてない=自覚が足りないな、と感じます」(36歳・管理職)

 若手臭は、スキルの問題ではなく、仕事に取り組む姿勢であることを、女性たちは見抜いています。今回は、女性たちの意見を紹介しましたが、いずれも30代以上の男性社員の、社歴もそこそこの中堅社員についての事例でした。皆さんの周りにもこんな男性、いませんか?

 経歴や立場をタテに横柄な態度を取る男性も悪印象ですが、会社員として成長が見られない行動も周囲の非難の対象になるということがわかります。女性社員にもいつまでも“若い子”でいたがる人もいますが、これとはまた違った残念さがあるようです。

★今日の教訓
職場で自分の立ち位置が読めない男は周囲の評価も低い

文・イラスト/おおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。現在多方面にて活動中。ブログ(http://oshimarie.com

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