ダイハツ『コペン ローブ』
全長×全幅×全高:3395×1475×1280mm
ホイールベース:2230mm
車両重量:870kg
エンジン型式:直列3気筒12バルブDOHCターボ
総排気量:658cc
最高出力:64PS/6400rpm
最大トルク:92Nm/3200rpm
変速機:7速スーパーアクティブシフト付CVT
インテリアのデザインは、軽自動車のなかでは高級感があるほう。しかし、『S660』と比べてしまうと、正直、一世代古い印象だ。
色彩的にも高級感があるシートは、ラグジュアリーな方向性。包み込むような形状で、硬さもほどよくロングドライブも快適そうだ。
ルーフは乗ったまま電動で開閉
ロックを解除し、スイッチを押せばトランスフォーマーのようにレジントップがトランクに収まる仕掛け。簡単なうえ高級感もある。
余裕の荷室で遊び広がる
大型スーツケースやゴルフバッグが入る荷室。開いたルーフを格納した状態でも、2人分の手荷物程度は入るからデートにも◎。
7速マニュアル操作ができるCVT。マニュアル操作は、このシフトレバーを前後に動かして行なうので、少々位置が遠い印象を受けた。
《結論!》
『コペン』は2代目ゆえ、ユーザーの意見も反映している。一方、白紙から開発された『S660』は、ホンダの若いエンジニアたちのスポーツカーに対する情熱が感じられる。シンプルに走る喜びを追求するならミッドシップレイアウトの『S660』。日常的な実用性が必要ならFFの『コペン』だ。