【研究結果】
『E-M5 Mark II』で気になっていたバリアングル液晶がチルト式になった『OM-D E-M10 Mark II』は、まさに私に最適なカメラボディである。Nikon『D7000』は重いので、これからは『E-M10MK2』をメインに使いたいと思う。唯一の問題は電池の持ちが悪いことで、私の場合は1日持たないのでバッテリーは絶対に2個必要。しかし純正のバッテリーが馬鹿高いという問題がある。それからカメラボディからのUSB充電に対応して欲しい。モバイルバッテリーから給電しながら使えれば、いざという時も安心なので。EVFの弱みは消費電力の増加、ちょっと重くなってもいいのでバッテリーは大型化して欲しいものだ。同社のWebサイトでは、本機は子供を撮るためのパパママカメラ的位置付けになっているが、プロが仕事に使っても問題ないレベルに仕上がっている高性能モデルである。その実力は実写編にてご紹介しよう!
10月初旬に一時販売休止になっているが、これはカメラ自体の問題ではなくプラスチックマウントを使ったレンズを取り付けた場合、ロックが外れやすいものがあることが原因。すでに販売済みのものに関しては無償修理で対応するという。
●マイクロフォーサーズは小型軽量がいい
●ただし高精細EVFは絶対に必要
●AFターゲットパッドは新常識になる
●OM-Dのエッセンスここにあり!
(文/ゴン川野)
カメラ生活42年、小学生でオリンパスPEN-Fを愛用、中学生で押し入れ暗室にこもり、高校では写真部部長。大学卒業後、単身カナダに渡りアウトドアスクール卒業後「BE-PAL」を経て本誌ライターに。保有交換レンズ41本、カメラ28台(見える範囲で)。阿佐ヶ谷レンズ研究所もよろしく。