4年に一度開催される、世界スポーツ祭典であるオリンピック。2020年に開催を控えている東京オリンピックは、2015年7月24日を以て開催まで、あと5年を切った。東京オリンピック開催決定を受け、さらなるインバウンド(訪日旅行)の増加が見込まれるところだが、ウェブリオ株式会社は、日本人が外国人に発信したい言葉や文化をインバウンドならぬ”アウトバウン語(ワード)”と名付け、10~60代の男女526名を対象にその「”アウトバウン語”に関する調査」を実施した。調査の結果、9割以上が外国へ”アウトバウン語”の発信は重要であると回答。また、外国人に味わってもらいたい日本食ランキングでは、第1位「寿司」、第2位「天ぷら」、第3位「お味噌汁」、第4位「ラーメン」、第5位「蕎麦」という結果になった。また、外国人に訪れてもらいたい東京スポットランキングでは第1位が「浅草寺」、第2位「皇居」、第3位「明治神宮」、第4位「築地市場」、第5位「歌舞伎座」という結果になっている。
■”アウトバウン語”に対する意識について
日本人が外国人に伝えたい日本にまつわる言葉や文化“アウトバウン語” についての意識を調査したところ、「とても重要だと思う(67.5%)」「重要だと思う(28.5%)」という結果となり、9割以上(96.0%)もの人が”アウトバウン語“を重要視している結果が分かった。
■外国人に味わってもらいたい日本食ランキング、第1位「寿司」、第2位「天ぷら」、第3位「お味噌汁」、第4位「ラーメン」、第5位「蕎麦」
外国人からも人気が高い日本食「“アウトバウン語”~日本食編~」として、日本人が外国人に味わって(試して)もらいたい日本食を調査。第1位「寿司(32.9%)」、第2位「天ぷら(22.8%)」、第3位「お味噌汁(22.1%)」、第4位「ラーメン(20.9%)」、第5位「蕎麦(20.5%)」という結果になった。
■外国人に訪れてもらいたい東京スポットランキング、第1位「浅草寺」、第2位「皇居」、第3位「明治神宮」、第4位「築地市場」、第5位「歌舞伎座」
オリンピック開催地であり、インバウンド(訪日旅行)の中心となり得る、日本の首都東京。日本人が外国人に訪れてもらいたいオススメの東京のスポット(エリア)を調査。第1位「浅草寺(39.7%)」、第2位「皇居(27.4%)」、第3位「明治神宮(25.1%)」、第4位「築地市場(21.7%)」、第5位「歌舞伎座(20.9%)」という結果になった。
■外国人に伝えたい日本のカルチャーランキング、第1位「温泉」、第2位「お祭り」、第3位「和服」、第4位「歌舞伎」、第5位「マンガ・アニメ」
オリンピックに向けて、日本文化を発信するプロジェクト「文化力プロジェクト(仮)」の基本構想が文化庁により発表された。東京オリンピックをきっかけとした日本文化の海外発信は重要視されている。そこで、今回アウトバウン語の一例として外国人に伝えたい日本のカルチャーを調査したところ、第1位「温泉(51.1%)」、第2位「お祭り(47.9%)」、第3位「和服(35.4%)」、第4位「歌舞伎(28.7%)」、第5位「マンガ・アニメ(27.2%)」という結果になった。
■外国人に伝えたい日本の四字熟語ランキング、第1位「一期一会」、第2位「花鳥風月」、第3位「誠心誠意」、第4位「森羅万象」、第5位「因果応報・一日一善」
日本人が外国人に伝えたい四字熟語を調査したところ、第1位「一期一会(75.9%)」【一生に一度だけの機会】、第2位「花鳥風月(31.6%)」【自然の美しい風景】、第3位「誠心誠意(30.2%)」【まごころをもって物事を行うこと】、第4位「森羅万象(19.4%)」【宇宙に存在する、すべてのもの】、第5位「因果応報(18.1%)」【善悪の原因があれば必ずそれに相応する楽苦の結果のあること】、「一日一善(18.1%)」【 1日に一つの善行をして、それを積み重ねるようにしなさいという呼びかけ】という結果になった。