(6)電子書籍が読める!という触れ込みに注意。使っているサービスがWindows対応か確認!
もしこれからタブレットで電子書籍を読みたいなと思ったらWindowsに対応していない電子書籍サービスがあることに注意。例えば、NTTドコモが提供する「dマガジン」はパソコンに対応しておらず、iPhone/Androidのみ。またパソコン対応でもブラウザから利用するものだと、ダウンロードできないので常時インターネットに接続している必要があるから要注意だ。
NTTドコモのdマガジンは、Windowsで読むためのアプリは提供されていない。図はdマガジンの対応機種説明ページの抜粋。パソコンからは読めないと明示されている。
au「ブックパス」紹介ページより引用
auの「ブックパス」やソフトバンクの「ブック放題」はWindowsに対応しているものの、ブラウザからの表示で専用アプリはない。図は、auのブックパスの動作環境一覧。
楽天「kobo」紹介ページより引用
AmazonのKindleや楽天のkoboであればWindows用のアプリがある。
顔認証などができるWindows Helloや音声認識Cortanaにも対応していて、悪くない基本スペックを持つ「Surface Pro 4」。画面解像度が高さとデジタイザペンによる入力で手書き入力が心地よいだけに、「重さ」が何とかなれば最強のタブレットPCになりうる。また、タイプカバーを別売ではなく同梱にして欲しかった。重くて持ち運びずらいのに、キーボードが無いと、据え置きで使う気になれない。ノートPCとしてもタブレットとしても使える一方で、ノートPCとして使わせたいのか、タブレットとして持ち運ばせたいのかがわからない。「Windowsが使えるタブレットっぽいノートPC」と割り切れるのであれば買いだ。
文/久我吉史