(3)重さが800gもあるので持ち運んでどこでも使うわけにはいかない
500gより重いタブレットは持ち運ぶ気が無くなる。500ml入りのペットボトル飲料なら持ち運ぶ気になるが、1リットル以上の飲料を持ち運ぶ気にならないのと似ている。実際に持ち運んで動画を観たり、ノートを取ったりしてみたが、1~2分程度で腕が疲れてしまった。持ち方を工夫することで立ったままノートは取れるのだが不安定なのでオススメできない。ちなみに、タイプカバーを装着すると重さが1kgを超える。
ベゼル部分をつかむように持つと腕が疲れる。こんなに重いんだというのが実感できる。
持ち方の工夫。熊手のように指を立てるようにして背面を押さえると力が加えられて安定させられるが、それでも不安。
(4)ACアダプターが専用端子でしかもデカい
ACアダプターを見たとき、正直失望した。今年の6月に発売となったSurface 3では充電はmicroUSBケーブルでできたので、「どこでも充電できるじゃん!」と喜んでいて、次モデルもmicroUSBになるだろうと期待していたのに…。まあ、専用端子でもACアダプターが小さければまだ許せるのだが、大きさはタバコの箱くらいの大きさなので、もう少し小さくできなかったのだろうか。
ACアダプターと充電端子。これがmicroUSBなら管理が楽なのだが。
(参考)Surface 3のmicroUSB型の充電端子(左から2番目)。
(5)タイプカバーが別売でしかも高い
正直一番許せないのが「タイプカバー」が別売であること。重さや大きさを考えると、タブレットというよりパソコンとして使う機会が多いので、タイプカバーを本体に同梱して販売して欲しい。しかも価格が1万7000円程度と高い。カバーとタッチパッドとキーボードを別で買ったと考えれば高くても1万円程度で買いたい。
タイプカバー。キー同士が独立していて入力ミスが減らせるのでモノ自体は悪くない。
大手家電量販店ヨドバシカメラ(通販サイト)の場合、売価は税込1万7,710円。Surface の最安モデルが約14万円なので、15万円の予算でSurfaceが買えた!と思いきや別売のカバーを買って予算オーバーになってしまった…となる人がどのくらいいるのだろうか。