2015年11月12日に発売開始となったマイクロソフト製のWindowsタブレット「Surface Pro 4」。マグネシウム合金による白色に近い灰色をした筐体デザインが格好いい。150度まで開脚可能なキックスタンドがタブレットPCとしての存在感をアピールしているかのよう。果たして使い勝手のほうはいかがだろうか。実機レビューをお届けしよう。
◎12.3型で画面解像度が高いWindowsタブレットが欲しいならSurface Pro 4 だ
液晶ディスプレイに付いていたWindowsボタンが無くなって、画面解像度が高くなったのがSurface Pro 4の特徴だ。12.3型パネルの画面解像度は2736×1824(ピクセル数)。2015年の下期に発売されたWindows タブレットの中では高い解像度を誇る。画面解像度にこだわるならSurface Pro 4一択になる。パネルの縦横比は3:2(12:8)で、普段よく目にするA4紙やB5紙と同じくらいの比率である。参考までiPad Proは12.9型のパネルで画面解像度は2732×2048で縦横比は4:3(12:9)なので、画面表示の細かさはiPad Proと同じ程度で、縦横比ではiPad Proのほうが横長である。以下にカタログ上の性能をまとめたので参考にして欲しい。
Surface Pro 4のスペック一覧。CPUは第6世代Coreプロセッサー(Skylake)を採用している。Surface Pro 3に比べると、大きさや重さなどのCPU以外のスペックはほぼ変わらず。
Microsoft StoreのSurface Pro 4販売ページより引用
モデルは日本マイクロソフトのストアだと6モデルを扱う。Core i7シリーズは12月から発送予定となっている。価格は最下位モデルで約14万円、最上位モデルで約31万円。
米Microsoft StoreのSurface Pro 4販売ページより引用
12月5日現在で、ストレージが1TBのモデルは米マイクロソフトでは扱われているが日本では扱われていない。