日本人の半数以上がSOVD(サブスクリプション型ビデオオンデマンド)サービスに加入
世界ではSOVDサービスを解約する理由の第1位は価格だが、日本人はコンテンツにこだわる世界的にSVODサービスが成長しており、グローバル平均では6割近くがSVODサービスを契約している。
日本の契約率は世界各国の中で最も低い数値となったが、それでも半数以上が1つ以上のSVODサービスを契約していると回答している。
さらに、SVODサービスを解約するとしたら、どのような理由によるかを尋ねた調査において、グローバルでは「サービスの提供価格が高くなりすぎた場合」を挙げた回答者が55.0%と最も多かった一方、日本では「コンテンツに魅力がない場合」が39.6%と最も多く、価格よりもコンテンツを重視していることが分かった。また、「視聴したいと思っているデバイスの全てがサポートされていない場合」を挙げた回答者がグローバル平均よりも高くなる傾向にあることも判明。
ビデオ視聴における最も大きな不満は「リバッファリング」
年々リバッファリングに対して寛容でなくなる傾向にオンラインビデオの視聴に際して最も不満を感じる点を聞いた調査において、グローバル平均ではリバッファリングにより再生が途中で止まることを挙げた回答者が最も多く、日本も同様の傾向だった。「リバッファリングが何回起きたら視聴をやめるか」という質問に対しては、グローバル平均で2.2 回という値を観測。この値は年々減少しており、視聴者はリバッファリングに対して寛容でなくなっていることが明らかになった。
テレビ離れが加速している一方で。需要が増しているオンラインのビデオ視聴。今後2020年に向けてスポーツの視聴を中心にさらにニーズが高まっていくことだろう。
出典元:ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社
構成/こじへい