フィンランドからのアウトドアゲーム「モルック」
みんなで盛り上がる!木製ゲームに注目!!
「モルック」とは、フィンランドの南東部、カレリア地方で行なわれてきた伝統的なゲームをアウトドアスポーツに発展させたもの。
スキットルは毎回倒れた場所に立て直す。だんだん広がっていき、1本が狙いやすくなる。
簡単にルールを説明すると、モルックと呼ばれる棒を投げて、スキットルと呼ばれる番号付きのピンを倒す。50点を先取したチームが勝ちとなる。50点ぴったりでなければならず、50点を超えると25点に戻ってしまうので、いつどのピンを狙うかなどの戦略が生まれる。ここがおもしろい。
スキットルとモルックが収まる木箱が付属。無垢の木の質感が、見た目にもかわいい。
棒を投げてピンを倒すという点ではボウリングに似ていて、どのピンを狙うか戦略を立てるという点ではビリヤードやカーリングにも似ている。素材はフィンランドの白樺製。手にすると適度な重さがあり、モルックを投げる、スキットルを倒す、木と木がぶつかり、気持ちのよい音を鳴らしながら散らばるという、爽快感もある。投げ方は下投げのみなので、子供や女性でも楽しめる。ぜひキャンプに持参して楽しんでみよう。
(1)3~4m先に配置。
(2)倒れた本数が得点(倒れたのが1本の場合は番号が得点)。
(3)重なった場合は完全に倒れたスキットルだけ得点。
毎年、世界大会がヨーロッパで開かれており、各国のチームが集う。日本国内においても日本モルック協会によって地方大会、日本大会が開催されている。今回用意したのは、それらの大会で公式な競技用品として使用される、フィンランド・タクティック社製のモルックセットだ。