間もなく、平成最後の冬を迎えようとしている。
平成初期のファッションと言えば、ボディコン、ワンレン、肩パッド…。
「月曜の夜は街からOLが消える」とまで言われた伝説の月9ドラマでも、そういった服装の若者が見られた。ファッションの変化は実は、デザインだけではない。服の機能性自体も格段に進化している。
防寒アイテ ムの比較実験
今回、ユニクロはヒートテックやウルトラライトダウンなどの機能性衣料のなかった平成元年と平成30年の服装を比較して、どれだけ軽量化し快適に進化したのか検証した。
平成元年のファッション
平成元年の服装は、何枚もの重ね着で冬の寒さを防ぐのが基本。当時の服装を再現し、その重量を測ってみるとなんと約2.5㎏にもなっていた。当時はダウンコートも軽量・お手頃な値段のものはほとんどなく、こういったモッズコートやウールのコートで厳しい冬を乗り切るのが基本だったのだ。
平成30年のファッション
ヒートテックやウルトラライトダウンのある現代の服装はトータルでわずか1.2㎏!平成元年の服装と比べると、重量は半分以下の重さになった。30年の時を経て衣類の機能性が大きく高まり、冬の極端な寒さでも快適に、アクティブに冬を楽しく過ごせるようになった。
構成/編集部