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お茶を淹れると浮くホコリのようなアレ、実は良いお茶のサインだった!

2018.10.25

■茂木雅世のお茶でchill out!

皆さんは急須で淹れたお茶を飲む時に

「あれ?表面にホコリが…浮いてる…?」

と思ったことはありませんか?

こんな感じで、光に当てると良く見えたりするコレ。

湯飲みの中にホコリ入っていたのかな?ちょっと飲むのやめようか…なんて思っていた方!

もしかしたら、それ、大きな勘違いだったかもしれません。

実はこのホコリのように見えるこれは「毛茸」モウジと呼ばれるもの。

これが浮いているということは、「良いお茶」という一つの目安にもなるありがたーいものだったのです。

モウジが浮き出ていると、良いお茶のサイン?

最近では「一度もお茶の葉っぱを見た事がない!」という方も多いようですが、お茶はツバキ科ツバキ属の植物でギザギザした形の葉っぱが特徴です。

お茶摘みをしたことがあるという方はご存じかもしれませんが、若いお茶の葉っぱの裏や茎部分にはうぶ毛のような細かい白い毛が生えています。

お茶を淹れた際に浮き出てくる、この葉っぱの裏のうぶ毛こそが、ホコリのように見えたものの正体!

新茶の季節は毎年5月頃ですが、この頃に摘むお茶の葉はやわらかく、若い葉っぱを使ったお茶がほとんど。

この「モウジ」は葉が成長し、硬い葉っぱになっていくにしたがって、だんだんとなくなっていきます。

つまりこの「モウジ」が浮き出るお茶は、若い芽を使った上級茶であるサインであるとも言えるわけなのです。

茶葉はチャバと読まない?

ちなみに皆さんは、日本茶の葉っぱのことを指す「茶葉」ってなんて読むか知っていますか? 多くの人達が「チャバ」と呼んでいるかと思うのですが…実はこれ正式には間違い。

正しい読み方は「チャヨウ」。

とはいえ「チャヨウがきれいですね~」なんて言っても、ほとんどの場合、何のことを言ってるいるのかわかってもらえないことが多いので、

わかっているけれど、あえて「チャバ」と言っていたり、「おちゃのは」と言っている方も多いかもしれません。

時々、お茶の専門店などでは耳にすることもあるので、覚えておくとちょっと得するかもしれません(笑)

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