■茂木雅世のお茶でchill out!
海外旅行に行く際に、私が真っ先にリュックにいれるもの。
パスポートと着替えと急須!
急須!!ww
さすがに皆さん急須はあまり…持っていかないかと思うのですが(笑)
私の場合は旅行の数日間でさえも「いつものお茶が飲みたい!!」という衝動を抑えきれなくなるため(苦笑)旅行には必ず持っていきます。
も…ここで問題になるのは「海外のお水で淹れたお茶はいつものお茶となんだか違う!!」ということ。
淹れ方も同じだし、いつもの急須とお茶の葉を使っているのに…
「なんで?どうして、いつもの味にならないのー!!」と学生の頃は良くホテルの部屋で文句を言っていました。
その理由は…
「お水が硬水だから」
そうなんです…お水問題。
良く、海外の方からも「日本で飲んで、おいしい!と思ったお茶をたくさん買って帰ったのに、帰国して淹れたら全然おいしくはいらなくて大変だよ」なんていう声を聞くのですが、日本は軟水。世界には硬水の国がたくさんあります。
そのせいで、味わいが変わってしまう場合が多いのです。
淹れたお茶の99、7%は○○である!
実は、淹れたお茶の成分って99、7%がお水だって知っていましたか?
ほとんどお水じゃないかー!!と思う人もいるかもしれませんが、だからこそおいしいお茶を淹れたいのであれば、お水への配慮は必須なのです。
硬水(コウスイ)軟水(ナンスイ)
その違いは、ざっくりと説明するとカルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれているお水は硬水。
販売されているお水で言うとエビアンやコントレックスは硬水です。
ちなみに、東京の水道水は軟水。
地域によって多少の違いはありますが、日本はだいたい平均すると硬度50程度と言われています。ちなみにヨーロッパでは硬度300以上といった場所も多々ありますよね。
日本茶に合うお水は硬度30~80程度の軟水なので、まさに日本のお水は日本茶に適したお水というわけです。