小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

糖質オフ生活を続けると味覚が変わる!?

2018.10.16

糖質オフではこんな体感変化も!

水野先生によれば、糖質オフ生活を続けていると、次のような体感の変化もあるという。

「味覚の変化と共に、やはりみなさんが一番驚くのが『満腹感の違い』です。現代人、特に肥満傾向のある人は、“血糖値が上がった”感覚が満腹だと思っています。このため、糖質を控えた場合に、“お腹にものを入れて満腹”という正常な満腹感を感じるのに、慣れるまではしばらく時間がかかります。肥満傾向のある方ほど、血糖値上昇の感覚を求めてしまうからです。健康のために、ぜひ満腹感の違いに慣れて欲しいと思います。

やせている方は、正常な満腹感を知っている方が多いです。こういう方は、糖質を控えると、ケトン体が増えることで、空腹感をあまり感じなくなるため、さらに『食べなくても良いんだ』と思ってしまいます。その結果、さらに食事量が減り、やせてしまいます。この場合、充分なタンパク質と、たっぷりとした脂質を摂取することで、体重減少なく糖質を控えられます」

糖質オフ生活というと、金銭面や忙しさで、なかなかむずかしいと感じがちだが、いざはじめてみると、意外なうれしい変化が体感として得られることもあるようだ。もちろん、感じ方には個人差はあるが、糖質オフの食生活をはじめるきっかけにはなるだろう。

ちなみに、水野先生によれば、味覚の変化が起きるのは、基本的に「1日3食」糖質を食べなかったときのことで、「1日2食」は人それぞれ異なり、「1日1食」では変化は起きないという。ぜひ参考にしてみたい。

(監修・取材協力)
水野 雅登(みずの まさと)先生
1977年愛知県生まれ。1997年杏林大学医学部医学科入学。卒業後、同院高齢医学科に所属。東京警察病院を経て、2006年より友愛病院に勤務し、2007年より副院長就任。2015年より講演活動を開始。講演会の様子をYouTubeにアップしている。両親とも糖尿病家系で、精力的に糖尿病治療に取り組む。100単位に及ぶインスリン注射も不要となった実績を持ち、関東一円から外来患者が訪れている。
http://www.mizuno.tokyo/

取材・文/石原亜香利

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。