“グローバル化”が進んだ現代社会において、どうしても問題になってくるのが“言葉の壁”だろう。海外旅行や出張といった場面だけではなく、海外の取引先とのビジネスメールであったり、ネットショッピングで海外サイトを利用する時、外国人旅行客に道を尋ねられた時など、日常生活において英語(外国語)が必要となってくる場面は挙げればキリがないほどだ。
そんな現代社会において、もはや欠かせない存在になったといえるのが翻訳機能であろう。かつては「精度が低い」と揶揄されることも多かった翻訳機能であるが、近年は技術の進歩もあり、制度が飛躍的に向上している。特に、「Google翻訳」は2016年11月に翻訳精度が大幅に向上し、「実用に耐えるレベルになった」と言われるほど便利のものになっている。そこで今回は、日々の生活に欠かせない存在となったGoogle翻訳の使い方や機能について改めてお教えしていこう。
Google翻訳で使える便利な5つの機能の使い方
翻訳機能というと、テキスト入力をイメージする人が多いだろう。もちろん、Google翻訳にもテキスト入力機能が付いているが、それだけでなく他にも多くの便利な機能が備わっている。
Google翻訳には大きく分けて6つの機能があり、テキスト入力、手書き入力、音声入力、会話入力、カメラ入力、そしてリアルタイムカメラ翻訳といったものだ。
Google翻訳で基本となる使い方はテキスト入力
まず1番の基本機能となるのが、テキスト入力での翻訳だ。使い方はとても簡単。ホーム画面で「タップしてテキスト入力」と記載されている部分をタップし、この部分に翻訳したい文字を入力するだけですぐに指定言語へ翻訳される仕組みだ。もちろん、長文などはコピペすることも可能であり、特にGoogle翻訳は他の翻訳アプリに比べて、長文の翻訳精度が高いのも特徴なのでおすすめだ。元々なじみ深い機能だけに使い勝手も良く、基本機能として重宝するはずだ。
また、手書き入力での翻訳に関しては、文字が複雑で読めなかったり、キーボード入力が難しい言語の場合に便利だ。使い方は簡単で、ホーム画面から「手書き入力」のアイコンをタップし、「お書きください」と表示されたスペースに手書きで文字を入力すると、上段に変換した文字が現れるようになっている。