突然だが「フィンランド」というと、何をイメージするだろうか?
サンタクロース、オーロラ、ムーミンなどが挙がることだろう。
日本でも人気の「サウナ」は、フィンランド語。
ちなみに「サウナ」もフィンランド発祥。フィンランドのイメージ調査第7位にランクインしたサウナだが、実は、これこそフィンランドが世界のどの国よりも違いを見せる分野なのだ。
フィンランド国内には300万以上のサウナがあり、2人に1つ以上のサウナがあることになる。また、フィンランドのサウナで欠かせないのが、‘ヴィヒタ(vihta)’ と呼ばれる、新鮮な白樺を集めて作る小枝の束。やさしく体をたたくことで、血行が良くなり、肌もつるつるになるなど、美容効果とリラックス効果があると言われている。
日本人の2人に1人以上が「サウナ」好き!
世界でサウナに夢中なのは、フィンランド人だけではない。全国に住む20~59歳の男女約1,000名を対象にしたサウナに関する実態調査によると、サウナを好きと答えた人の割合は57.3%と、日本人の2人に1人以上がサウナを好きという結果に。また、サウナを好きと答えた人の5人に1人以上が月に1回以上、サウナを利用していることがわかった。日本もサウナ愛好家やサウナ浴を実践している人が多く、サウナ人口は、フィンランドやロシアに並ぶ世界クラスであるようだ。