最近は、紙ではなくKindleで本を読むことが増えた。スマホ中毒に拍車がかかる、日がな1日画面を凝視。
そもそもだ、メール、スケジュール、メモ、動画、ゲームといった機能が搭載されるスマホ。こんな神器があれば仕事でも多用するし、プライベートでも触れてしまう。今の時代、意図的に離れない限り、誰もがスマホ中毒になってしまう。
32歳にしてスマホ老眼症状が……
スマホ中心の生活のなかで、目頭を押さえる回数も増えた。子供時代に親がやっていたのを見て、内心軽蔑していたあの行為。しかし、眼の奥がなんともダルく、ついつい押さえてしまう。
32歳にして完璧に眼精疲労を患ったわけ。スマホを至近距離で見続けた結果、眼のピント調節が効きづらくなる。この症状を「スマホ老眼」と呼ぶ。
新語が誕生するのだから、眼のトラブルを抱えている人は多いことだろう。
「最近、眼がだるいんですよ〜」と知人に話していると「ヨシムラさん、アイ検査って興味ありますか?」と言われた。
「アイケア?」
「メガネスーパーで行なっている取り組みなんですが……。視力測定よりも、もっと専門な眼の検査を行うんです、やって見ましょうよ!」
「え〜、なんか怖いな」
と、一度は断ってみた。だが、原稿をタイプしながら目頭を押させるたびに“アイケア”を思い出す。「やっぱり行きたいです」とメールを送り、先日「メガネスーパー」の門をくぐってきた。
シャンパンセラーも置かれるゴージャスなメガネ店
足を運んだ「メガネスーパー高田馬場本店」は2017年11月にリニューアル、アイケアサービスのための最新検査機器を導入された次世代型店舗である。
内装も従来のメガネ店とは異なり、高級時計店的な雰囲気。店の奥にあるサロン的なスペースにはシャンパンセラーも置かれる。
「飲めるんですか?」とスタッフに聞いたところ「メガネを購入したお客様に振る舞うんです!」と回答。「高田馬場店に限っていえば、お客様の単価が5万円以上と結構お高いんです。だから、こういったサービスも生まれました」と続く。従来のシステムでビジネスをしてもメガネ格安店には勝てない。ゆえに検査技術を磨き、アイケアに特化した店舗が誕生したという。
説明を受けたのち、最初に通されたのがリラクゼーションルーム。スタッフの施術で肩、首、眼などをほぐしてもらう。凝り固まった僕の身体を「か、か、かなり硬いですね」と女性スタッフは丁寧に揉む。眼の周りは特に重点的にほぐす。眼がリラックスした状態で、トータルアイ検査を受けると精度も向上するそう。