●YARLAND
https://data-gate.com/yarland/
YARLANDは中国で20年の歴史を持つ真空管専門メーカーで、日本向けに製品をプロデュースするため3年の期間をかけたという。フロントパネルはカリンの天然木で職人の手によって仕上げられている。その木目は一つとして同じものがない。品質と音質の良さが認められ、音にうるさいオーディオ専門店「逸品館」でも販売されている。
『TJ88/34-P』18万6000円。セルフバイアスを採用して出力管の差し替えができるプッシュプルプリメインアンプ。6L6、EL34、KT66、KT77、KT88が使える。付属するのはKT88である。KT88の持つ中低域の厚さと高域の透明感を合わせ持つ音を再生する。バランス入力対応、LCD表示の電圧計を内蔵してバイアス調整などができる。
『TJ845/211-S2I』29万8000円。切り換えスイッチにより、大型送信管211とオーディオ専用の845を差し替えられるシングルプリメインアンプ。バランス入力対応、出力40W+40W、重さは30kgと重量級の受注生産モデル。
デジタル式メーターを搭載してトップパネルからHUMとバイアス電圧調整ができる。
『TJ6P1-P』7万2000円。U10万円の最新モデル。PCオーディオに対応するためUSB/DAC内蔵、さらにヘッドホンジャックも搭載。真空管は6P1×4、6N3×3を使用。出力10W+10W、幅220×高さ152×奥行き230mm、7.3kg。フロントパネルは天然木でグレイシュな塗装で仕上げている。これは試聴を予定している。
参考出品のノイズフィルター内蔵テーブルタップ。表示をOFFにできる電圧計内蔵。こちらもフロントパネルは天然木である。ユニバーサル型ソケット4口と3P用4口の合計8口が使える。
ユニバーサル型ソケットは中国仕様の円柱状のプラグもそのまま差し込める。