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「真空管オーディオフェア」で掘り出し物を発見!

2018.10.13

●SUN AUDIO

https://www2.big.or.jp/~sunaudio/

SUN AUDIOと言えば真空管アンプキットの老舗である。1989年に『SV-2A3』を発売してから、全キットにタムラ製トランスを採用。SVシリーズはシングル、プッシュプルで回路構成が共通のモデルには互換性があり、キット完成後でも部品交換により、別の種類の出力管に対応できる。またシャーシにワインレッドやダークグリーンなどがあり、個性的なデザインが選べる。キットはトランスやソケット、ラグ板、ボリューム、スピーカー端子などがシャーシに取り付け済みで抵抗とコンデンサと配線のハンダ付けのみで完成できる。

SV-300BE』29万5000円。1989年からのロングセラー定番モデル。300Bシングルの無帰還アンプ。前段には双三極管6SN7GTを使った二段増幅。出力管は高槻電器のTA-300Bを採用。出力8W+8W。画像はダークグレーのシャーシにオプションのフロントパネルを取り付けてある。

パラシングル・モノラル・パワーアンプの最新モデル『SV-50TSM』57万5000円。ハイエンドモデル『SV-300BSM』の出力管を300Bから50へと変更、インターステージトランスを見直したモデル。出力9W。カップリングコンデンサをなくした直結トランスドライブ回路を採用。ステレオ再生にはペア115万円が必要になる。

SUN AUDIOのブースでは、レストラン「コンドル」のオーナーにして独自の回路設計の真空管アンプで世界的に有名な佐久間駿氏の新作アンプのヒアリングがおこなわれた。

●TecSol

http://tec-sol.com

テクソルは世界の有名ブランドの真空管を輸入販売している。オーディオ用としては「Golden Dragon」、「KR Audio Electronics」が有名である。「Golden Dragon」の真空管は自社開発のコンピュータ制御の測定器を使って全数検査して選別、シリアル番号を付けて出荷される。「KR Audio Electronics」はチェコのハイエンド直熱三極管のメーカーで内部にシリアル番号が刻印され、データが添付され出荷される。今回、新たに『KR KT150』が登場。製品は完成しており年内には販売予定。価格は『KR KT88』より少し高めになりそうとのこと。

オリジナルKT-150のフォルムとは違い古典的な直熱三極出力管風の『KR KT150』。これはぜひ試聴してみたい。

左がKR Audio Electronicsの300B/MPで、右が2A3/MP。MPはマッチドペアの意味で2本の真空管の特性が揃っているモノを選別している。4本ならマッチドクアッドMQと表記される。TecSolは8本マッチドまで揃えられる。

左がKR Audio ElectronicsのKT88/MQ、右は300BXLS/MP、いずれも会場での特別価格で販売されていた。

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