女性は子宮と頭脳、どちらで夫を選ぶのか？

ファイナンシャルプランナーに聞く！夫と経済面でうまくやっていくには？

　多くの女性たちは、子宮（女性の本能）だけで将来の夫を選ばず、理性的にパートナーとしての選定をしていることが分かった。やはり、現実的には、生活力や経済力が重視されるのだろうか？　特に、生涯のパートナーとして、夫と経済面においても円満にやっていくには、どのような点に気を付けて選べばいいのだろうか。家計の時間編集部が提携しているファイナンシャル・プランナーである佐藤さんに、その方法を伺った。

「結婚前にお金の使い方をチェック！と言いたいところですが、大切なのは、お金の価値観をすり合わせることです。お金の価値観というのは『使い方』と『貯め方』の2つがあります。『何のために使うのか』と『何のために貯めるのか』という目的意識が大切ですね。その目的がお互い納得できるものであれば、経済面において安定する可能性が高いでしょう。

　では、どうやって、お金の価値観をすり合わせればいいかというと、まずふたりで将来の『ライフプラン』を立ててみるといいでしょう。自分が何歳のときに子どもを何人欲しいか、何歳で住宅購入したいかなど、ふたりの夢を具体的に書き出します。

　そこに、かかる費用を計算していきます。具体的な費用を書きこんだライフプランは『マネープラン』といいます。このように見える形にすることは、将来の目的をわかりやすく共有できるというメリットがあります。こうして結婚前に一緒に『マネープラン』を考えてみることで、経済的な面以外にも相手の真剣度や、考え方がわかるかもしれません」

　円満な結婚生活を望むなら、子宮だけでなく頭脳で賢く夫を見極め、あらかじめ価値観をすり合わせておく、というのが賢明といえそうだ。

取材・文／石原亜香利

【調査概要】
調査期間：2016年3月
調査方法：インターネットログイン式アンケート
調査対象（有効回答数）：20代以上の既婚女性487名

※記事内のデータ等については取材時のものです。